小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

五月の保阪邸、緑のなかで

f:id:NORIO_GAROU:20200606145558j:plain

五月の保阪邸、緑のなかで

 上越市の名家 五邸宅 の第一弾として、保阪邸を描きました。

 

保阪家は、県内屈指の戸野目の大地主でした。

高田藩主 榊原政令時代の六代当主は藩の御用をつとめ中江用水の余荷金

5万両を融通しました。

また、いろいろな状況で高田藩が財政窮乏の折、大肝煎として多額の冥加金等

を拠出しました。

そして八代当主は、私財を投じて高田城外堀に蓮を植えて,レンコン栽培を

始めました。

そして現在は、保阪家によって春、秋の年二回の公開が行われています。

 

作品については、光を得た日本家屋や木塀の持つ、やさしさや温かみを感じて

頂けたら、ありがたいです。

やがて夏が来て、トンボやアゲハ蝶が来たり、板塀にあぶらぜみが止まったり

夏の思い出が、またできそうです。

 

令和2年5月16日に取材に行きました。

お天気が良く、気持ちのいい日でした。

いろいろな緑のなかに、邸宅が佇んでいました。

そして、制作にかかり、5月26日には、再度、スケッチ、に行き

6月5日に完成しました。