上越市の名家 五邸宅 の第一弾として、保阪邸を描きました。
保阪家は、県内屈指の戸野目の大地主でした。
高田藩主 榊原政令時代の六代当主は藩の御用をつとめ中江用水の余荷金
5万両を融通しました。
また、いろいろな状況で高田藩が財政窮乏の折、大肝煎として多額の冥加金等
を拠出しました。
そして八代当主は、私財を投じて高田城外堀に蓮を植えて,レンコン栽培を
始めました。
そして現在は、保阪家によって春、秋の年二回の公開が行われています。
作品については、光を得た日本家屋や木塀の持つ、やさしさや温かみを感じて
頂けたら、ありがたいです。
やがて夏が来て、トンボやアゲハ蝶が来たり、板塀にあぶらぜみが止まったり
夏の思い出が、またできそうです。
令和2年5月16日に取材に行きました。
お天気が良く、気持ちのいい日でした。
いろいろな緑のなかに、邸宅が佇んでいました。
そして、制作にかかり、5月26日には、再度、スケッチ、に行き
6月5日に完成しました。