小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

令和3年7月 大相撲名古屋場所 千秋楽 7月18日

今日は、千秋楽なので、いつもはPM4時半ごろからテレビ観戦するのですが

3時少し過ぎより、あずきバーをほうばりながらの楽しみでした。

 

愛知県体育館に3000人の観客での賑わいとのことでした。

 

今場所、注目した主な力士の成績は

 

石浦関  9勝-6敗

琴ノ若関 12-3

宇良関  10-5

霧馬山関 9-6

玉鷲関  11-4

豊昇龍関 10-5

逸ノ城関 10-5

明生関  8-7

御嶽海関 8-7

正代関  8-7

 

結びの優勝決定戦  横綱白鵬関 対 大関照ノ富士

立て行司,式守伊之助の「本日の一番にて千秋楽でございます」との発声で

PM5時24分より仕切りが始まり5時30分に時間となりました。

両者長いにらみ合いの後で、横綱の肘うちより、そして張り手の応酬

になり最後は小手投げにて、横綱が、勝利されました。

 

全勝での決定戦は、六度目で、前回は、平成24年名古屋場所での

横綱白鵬関 対 大関日馬富士関以来とのことでした。

 

白鵬関 大変おめでとうございました。

 

技能賞に豊昇龍関・敢闘賞に琴ノ若関が選ばれました、大変

おめでとうございました。

 

我が郷土の十両筆頭の豊山関は10-5と奮闘されました。

来場所は帰り入幕になられるのでしょうか。

楽しみにしています。

 

45回目の優勝を16回目の全勝での快挙でした。

奥さん、子供さんが会場で見守る中、奥さんの涙での観戦でした。

優勝インタビューで

「最高です」

「右ひざがボロボロでこの一番にかけていました」

「場所前より、この年で全勝優勝できるとは思わなかった」

 

一番最後に

「あと一勝で900勝なのでめざしたい」とのことでした。

 

 

大関照ノ富士関は14-1での準優勝でした。

残念でしたが精一杯された結果ですのでと思います。

横綱昇進の話が出ていますとのこと、是非とも願いが叶うこと

お祈りしています。

堂々とした立派な横綱になっていただきたいと願っています。

リモート取材で「力を出し切って負けていますので、まだ弱いな」と

左目周辺を腫らしながら、悔しさをのみこんだ、とのことでした。

 

【相撲とは】

土俵の上で力士が組み合って戦う形をとる日本古来の神事や祭で

同時に、それを起源とする武芸や武道の一つ。

興業としては大相撲が行われている。

日本古来の武道・格闘技・スポーツとして国際的にも認知されている。

 

【相撲道とは】

大鵬さんの監修の書物によれば  目次として

○ 人としての品格をを重んじる

○ 長い歴史が培った相撲の奥深さ

○ 礼に始まり礼に終わる作法の大切さ

○ 正面からぶつかり合う勝負の潔さ

○ 国技がもたらす意味の重さ

○ 厳正さと公平さの徹底

○ 番付の格は人の人格にも通じる

○ 横綱とは、神と同格の象徴である

 

解説の北の富士さん、舞の海さんが、横綱の所作について苦言を

話されていました。

○ 昨日の立ち合いでの土俵での極端な所作

○ 今日の相撲での、最初の肘うち、そして張りて、勝負ついてからの

  所作

○ 横綱相撲の取り組みの徹底のなさ

私が感じるのは

○ 立ち合いの最初の頃の蹲踞しての柏手の叩きかた

○ 勝負が決まった後の対戦力士に対するダメ押し

 

白鵬関に対する苦言もありますが、相撲協会に対する多大なる貢献もされて

おられ、立派な成績も残されておられ、体のケアも入念にされたりと

横綱であられると、いつも感心しているところです。

今後、現役を続けられ、将来は、親方になられるのだと思いますが

人様の意見もかみしめられての行いをされてほしいと願っています。

【終わりよければすべてよし】という日本のことわざがありますように

美しく清く潔くの相撲道をまい進されることを祈念しています。

 

また横綱は大変に家族思いで大事にされておられると、北の富士さんが

感心されていました。

 

暫く寂しくなりますが九月場所での皆様の活躍する姿や

横綱照ノ富士の土俵入りを見るのを楽しみに

また夕方の愉しさを味わさせていただきたいと思っています。