小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

雪国の朝

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雪国の朝

一月三十日 日曜日の朝に我が家の庭を取材しました。

 

庭に出てみたら、ツツジの囲いが、面白く目についたのでアップアングルにして

描いてみました。

ご近所の建物と右側に少し見えているのは自宅です。

 

冬なのにツツジの葉っぱのグリーンの色合いは意外でした。

それに、落葉樹かと思っていましたのに。

また例により一枝を失敬してコップに水を入れ枝を入れ絵画の参考にさせてもらい

ました。

 

パソコン挿入のアングルが、上下左右ともにカットされて実物画とはかけ離れてしまい

ましたが、当初のツツジの雪囲いなどの様子が、竹と縄と冬葉と雪解け部分と

雪の布団がかかった様子など、見て頂きたいところです。

 

ツツジの葉っぱとか囲い用の山竹など詳細に描いてあります。

ツツジの葉っぱは真ん中に葉脈を描いたり、葉の色も黄色、緑色の鈍色

また茶色が混ざっていたり、そして囲いの竹は、雨や雪で薄黄土色から茶色、

オレンジ色の鈍色に移り変わっていたり、かびで部分的に黒ずんでいたりと

描いてあります。

 

 

左下に見えているのはテッセンの囲いです、そして大きな囲いはいろいろな植木の

収納場所です。

奥に見えている木は、金木犀です。

右の細長い囲いは、白南天の木です。

 

ツツジの囲いの中は雪がなく、薄氷が張っていて、向こう側の囲いの竹が二本

映っているのも描いてありますが、映りが鮮明でなく残念です。

そして左下の方には消雪の水で、茶色の部分ですが、雪解けが

描写してあります。

奥のブロック塀の手前も、雪解けを描いてあります。

 

最後に雪降りを描こうかどうかと思案しましたが、思い切って描いてみました。

やり直しがきかないので、おそるおそる、最初は、遠くから、薄い灰色で

点々と、そしてだんだん手前に向かい少し大きめに、そして白色を奥から

灰色の上をなぞり描きました。

最後に手前に大きめの雪模様を描きました。

試行錯誤でしたが、描いてよかったと思いました。

 

ちょうど2週間ぐらいの製作日数でした。

 

実物の絵画を鑑賞していただきたいのですが、この作品の雪国の風情ある雪囲い

いろいろな雪の積もり方とか雪の降り方など楽しんで

いただけたでしょうか。

 

2月14日 今日はバレンタインの日ですね。

皆さんいろいろ贈り物、いただきもの、楽しみですね。

 

2月18日

昨日、この絵画を見て下さった方が「お宅の庭かね」とおっしゃって

ブログを見て下さったんだと、とてもうれしく感謝しているところです。