いつも土曜日のAM5時半からBS テレビで、この番組がやられていて、録画しておいて朝食の時に楽しみにみています。
この番組に出会えたのは十数年前でしたか、それ以来欠かさずに楽しみに楽しみに見ていました。
小生の若き青春時代の時のサブちゃんと言ったらやはり【函館の人】でしたね。
3月4日
北島三郎さんから三月いっぱいでこの番組が千秋楽を迎えられるとの報告がありました。
サブちゃんが60歳の還暦より始められ86歳の今年で26年目を迎えるのだそうでした。
大した長寿番組でしたのですね。
サブちゃんが北海道を出てからのいろいろな労苦の話のあいさつをされ、また違う形での番組ができたらなあとのお話でした。
超豪華なゲスト人が大勢おられました。
そして皆様が初めてこの番組に出られたときの映像が流されました。
お話の途中で川中美幸さんは涙を流されておられました。
きっと昔のことが思い出されたのでしょうね。
でも人前で涙を出されたということは立派になられたという証ではないかと思われました。
本日はこの番組で人間の「情」とか「絆」を強く感じました。
この番組だったかと思われますが松前ひろ子さんと三山ひろしさんの師弟コンビによる「人生援歌」という歌を、お二人ともに着物姿で歌われました。
作詞(たきのえいじ)作曲(岡千秋)編曲(南郷達也)
♪ 背中向けたら 明日が見えぬ 下を向いたら なお見えぬ 雨や嵐に 打たれても
決めた道なら 一筋に やがて陽が照る 日が昇る 命燃やして 人生援歌
人の優しさ 情けの深さ 世話になるたび 手を合わす 肩の荷物は 五分と五分
分けていこうか 二人して 夢が苦労の 道標 絆探して 人生援歌 ♪
歌詞の内容も素晴らしいのですが松前さんの、低音気味の味のある歌声と三山さんの個性ある歌い方がマッチされていて素晴らしい響きでした。
3月18日
最初にゲストの歌から始まって、皆さんのこの番組に初めて出られた時の映像が流されました。
三郎さんは常々と皆さんの今の姿顔が一番良いですと。
そして三郎さんより北島ファミリーの七人の歌手の方々のデビュー当時とかのお話がしみじみありました。
山本譲二さん なかなか売れなくて、後輩がどんどん出ていく中、サブちゃんが俳優としてどうかと思っていたところ「お前が俺には最後の女のみちのく一人旅」に恵まれて
世に出られた。
松原のぶえさん 来たときはかわいい子で、あれよという間にヒットに恵まれデビューした。
原田悠里さん 当時はクラシックのような歌声だった。
山口ひろみさん ご両親が漫才師をやられていました。
和田青児さん サブちゃんの父上が和田さんの歌声が好きで、その話を聞いて、これは大衆に受けるのではと思ったそうでした。
北山たけしさん 歌手になりたくてサブちゃんのうちの前で何日も粘り通して
今では娘さんと結婚している。
大江裕さん 当時は太っていて。
というようなお話でした。
皆さん大歌手ですが、どなたも一歩一歩、歩まれてきたのですね。
お話をお聞きして、どなたもこれからの人たちも、人さんのお世話になり世に出られるのだろうとなあと実感しました。
そしてまたその人たちが、繰り返されるのだろうなあとも思いました。
そしてサブちゃんからファミリーで一曲とリクエストがあり北山さんからサブちゃんの「北の漁場」がどうかということで七人で歌われました。
横一列に並ばれての歌でしたが素晴らしい、本当に素敵な歌声でした。
歌い終えてテレビに向かいあいさつされ、その後ゲストやサブちゃんに向かい、あいさつされました。
それが一斉の整然としたお辞儀でして、ものすごく気持ちがよかったでした。
師匠へのお礼の気持ちも表れていたのでしょうね。
皆さんが戻られて、三郎さんが涙が出そうなくらいうれしかったとのお言葉でした。
皆様のデビュー当時のことやら、いろいろ浮かばれたのでしょうか。
今思い返せばこの番組は、ただゲストの方々などの歌を披露するだけでなく、三郎さんの人生訓などの忌憚ないお話やら、皆様の、何気ないお話やら、そのようなところがほのぼのとして、なごやかな 気持ちになり、皆さんが身近に感じられて、微笑みながら見させていただいていました。
3月19日 (日曜日) ただ今AM 6時半になり、パソコンに向かい今日のブログをつづっています。
昨日庭に出てみたら、鮮やかな黄色のクロッカスの花が満開でたくさん咲いていました。
そして水仙の花の蕾もふっくらしていたり、福寿草の遠慮気味の黄色い花が4~5輪咲いていました。
それから、キクザキイチゲの小さな小さな薄紫色した花たちが、けなげに咲いていました。
いずれの花も、じっと雪の下で力を蓄えていたのでしょうね。
もうひとつ竹と荒縄に包まれて、つぼみになっていたピンク色の美しいクリスマスローズの花が、そっと囲いを外してみたら、きれいに咲いていました。
いずれも教えたわけではないと思うのに花たちは姿、かたち、色そして咲く時期までもIQ が高いのですかね。
先日は班と自宅の消雪パイプなどの片づけをして家中の網戸の取り付けをしました。
あとは、冬囲いの取り外しやら車のスノータイヤやワイパーを夏用に変えたりですね。
この21日は春のお彼岸ですね、その日は多忙なので今日はお天気も良さそうですので、お墓参りに行ってきたいと思っています、そして仏壇に、おはぎを買ってきて、お供えしようとも思っています。
何かせわしいですが、でも、体と頭が効くうちは、喜ばなければいけないですね。
神さん仏さんに感謝です。
これから毎朝の楽しみである至福のホットコーヒーをいただきたいと思っています。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
「牡丹餅とおはぎ」の違い
牡丹餅(ぼたもち) 春のお彼岸に食べられていた。あずきを牡丹の花に見立てた。大きな丸い形。
おはぎ 秋のお彼岸に食べられていた。萩の花とあずきの形状が似ているため。細長い俵型。
現在では、いっしょくたんにして、私なんかは、おはぎと呼んでいますが。
将棋をしていて、強い相手に今日は「牡丹餅ください」とか「飴玉ください」とか、使って,冗談言ったりしたこともありましたね。
【サブちゃんと歌仲間の最終回 3月25日】 土曜日 BSテレビ AM 5時半
いよいよやってまいりました。
北島三郎さんは白っぽいネクタイと礼服調の格調高いいでたちでした。
最初の挨拶より始まりました。
ゲストの皆様は、順不同ですが、山本譲二、鳥羽一郎、瀬川瑛子、原田悠里、川中美幸、中村美津子、伍代夏子、和田青児、北山たけし、松前ひろ子、福田こうへい、城之内早苗、大江裕、山口ひろみ、松原のぶえ、三山ひろし、瀬口侑希、津吹みゆ、木村徹二さん他たくさんおられたもので、以上の皆様だったと思われますが、お名前の書き方などや、何か間違いでもありましたならご容赦ください。
そして星野哲郎さんの映像が、サブちゃんは潮のにおいがするとのことで「なみだ船」
を作詞してくださいました。
その後で、この歌の作曲をされた船村徹さんの映像が、最初は名前も覚えてもらえず、厳しい厳しいレッスンだったそうで、ある時春日八郎さんの「別れの一本杉」を感情込めて歌ったら、気に入ってもらえたとのことでした、それから、この「なみだ船」という歌は極度にむづかしい歌で、最初は歌えるかなあと思っていたところ、先生から「イケ,イケ」といわれ、歌うことができたとのことでした。
今まで座長公演を4578回行われてきましたそうで、映像で「年輪」「北の漁場」「まつり」などが、ものすごい大仕掛けの舞台装置で歌われるサブちゃんが出てきました。
大仕掛けでしたのやらいろいろ費用がかさみ、あがりは薄かったみたいですが、お客さんに何か土産になるようものをと、そして喜んで帰ってもらおうと常に考えて、おられましたそうでした。
この番組で歌われたサブちゃんの歌がメドレー形式で流れてきました。
1996年「函館の人」「北の大地」「兄弟仁義」
1997年「風雪流れ旅」
1998年「北の漁場」
2002年「帰ろうかな」
2003年「恩返し」
2007年「ひとすじ」
2011年「おとこの潮路」
2015年「涙の花舞台」
2017年「男の夢」
2019年「故郷への道」
2021年「想い」
2023年「昔も今もこの先も」
以上が流れてきました。
歌手代表として瀬川瑛子さんが、ご自分で作られた手紙を読まれました。
そして山本譲二さんがマイクを持たれていました。
「北島先輩へ、1377回にも、わたり、こんな歴史ある歌番組は北島先輩だからこそできたと思います。そしてたくさんの出場の機会をいただきまして、なおかつ、多くのことを教えていただきました。歌をお客さんに売りなさい。心を込めて歌い、一生懸命が必ずお客さんに響くはずです、このことを刻んでやってきました。共有の時間はかけがえがなく、常に勉強させていただきました。お体の続く限り歌われると思いますがこれからも,我々後輩のご指導をも、お願いいたします。おつかれさまでした。」
最後に皆さんが声をそろえて一斉に【ありがとうございました】と締めくくられました。
終始、瀬川さんは、感謝の涙声での朗読でした。
そして皆さんも感極まられて涙を流されていました。
大変美しい涙で感激しました。
小生も、涙ぐんでしまいました。
サブちゃんに、皆様の寄せ書きの色紙を、そして花束が贈られました。
この色紙は、大歌手の北島さんであられても記念になり、そして宝物になられるのではと思いました。
そして北島さんから皆様へ「生意気なことや失礼なことを申し上げたんじゃないかと思いますが、皆さん大好きです。それから視聴者の皆さん27年間見て頂いて感謝申し上げます。歌手を目指された方々も少しづつ大きくなられたみたいで喜ばしいです。これからもスクラムを組んでいきましょう、今日来られなかった歌手の皆様もよろしくお願いいたします」
最後に私の曲で【まつり】を歌いましょうと。皆さん手をたたきながらの大合唱でした。
♪ 男は― まつりを
そうさ 宝物 ♪
北島さん、そして皆さん、素晴らしい時間でした、ありがとうございました。
カッコ内の文面などは正確ではなかったかなあと思いますがご容赦ください。
それにしても、この大歌手のそうそうたる方々を一堂にお呼びして、なおかつ、みなさんが心の底から、北島さんを敬われて、感謝の気持ちを持たれておられるということは
素晴らしいことであると思いました。
またそれだけのことを成し遂げられてこられたのでしょう。
自分のことで精いっぱいの世の中の中で、言葉に語弊があるかとも思いますが、まさに大歌手であらせられる前に素晴らしい日本人であられ、そして【 侍 】であんなさるのではないかと思いました。
私の思う侍とは「なかなかな、まれにみる人物」と解釈しています。
自分は70年以上生きてきて、これまで何をしてきたのだろうと思い、反省しながらですが、ほんの一掴みだけでも見習いたいと思っているところです。
そして今日列席の皆様も、力と希望をいただき、さらに頑張られるのでしょうね。
大変にご苦労様でした、そしてありがとうございました。
充実した気持ちの良い土曜日の朝でした。