上越市の名家、五邸の第三弾として瀧本邸を描きました。
館です。
主屋は現存していません。
そして、正面玄関が当時の風格を表しています。
建物の背後にある回遊式日本庭園は、かっての風情をそのまま残しており
池や滝組、東屋、腰掛待合、茶室が静かに、たたずむ築山があります。
また主屋左側には 懐徳邸 があり落ちついた和室より眺める庭園の
美しさは魅力の一つです。
瀧本家は、大地主で、代々の当主は、頸城村長、県会議員になられた方も
おられました。
作品については、枝ぶりとか木の葉の重なりとか、丁寧に筆を重ねたところなど
写真の写りがそぐわなく心残りがあります。
取材については
6月16日AM10時過ぎに出発し山麓線、8号線、253号線、青野十文字を
左折して信号機二つ目の森本を左折して百間町の信号機を過ぎて、すぐ
右側にありました。
門構えと黒い塀のインパクトが豪邸を物語っていました。
黒い塀といえば、春日八郎さんの「お富さん」と言う流行歌を、すぐに
思い浮かべました。
♪ 粋な 黒塀 見越しの松に
あだな姿の 洗い髪 ♪
その他に、「別れの一本杉」とか、今でもお酒が入ると、カラオケで
歌っています。
あの、オールバックの素敵でダンデーな髪型が、浮かんできます。