小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

瀧本邸、黒い塀垣に包まれてー69

 

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滝本邸、黒い塀垣に包まれて

 上越市の名家、五邸の第三弾として瀧本邸を描きました。

 

邸は上越市頸城区百間町にあります。

黒塀に囲まれた 集義園瀧本邸は上越市を代表する豪農

館です。

主屋は現存していません。

そして、正面玄関が当時の風格を表しています。

 

建物の背後にある回遊式日本庭園は、かっての風情をそのまま残しており

池や滝組、東屋、腰掛待合、茶室が静かに、たたずむ築山があります。

また主屋左側には 懐徳邸 があり落ちついた和室より眺める庭園の

美しさは魅力の一つです。

 

瀧本家は、大地主で、代々の当主は、頸城村長、県会議員になられた方も

おられました。

 

作品については、枝ぶりとか木の葉の重なりとか、丁寧に筆を重ねたところなど

写真の写りがそぐわなく心残りがあります。

 

取材については

6月16日AM10時過ぎに出発し山麓線、8号線、253号線、青野十文字を

左折して信号機二つ目の森本を左折して百間町の信号機を過ぎて、すぐ

右側にありました。

 

門構えと黒い塀のインパクトが豪邸を物語っていました。

黒い塀といえば、春日八郎さんの「お富さん」と言う流行歌を、すぐに

思い浮かべました。

♪ 粋な 黒塀 見越しの松に 

    あだな姿の 洗い髪          ♪

 

その他に、「別れの一本杉」とか、今でもお酒が入ると、カラオケで

歌っています。

あの、オールバックの素敵でダンデーな髪型が、浮かんできます。