小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

浅春の牧村

小池至夫の画歴(展覧会出品作品)

 

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浅春の牧村



 

 題 名:浅春の牧村

 年 月:平成510

 出品先:上越市

  賞 :奨励賞

作品号数:10号   

 取材先:牧村地区

 

コメント:初めて展覧会に出品して賞を頂いて、ものすごく励みになり、思い出深い

      作品です。

      景色を見た瞬間これを描きたいと熱く思ったのを覚えています。

 

      あたりは、薄鉛色の空の下で、雪の白色と、樹々の黒っぽい緑色の二色

      が際立っていて、この世のものとは思われないくらいの素晴らしい景色

      でした。

 

      

      私の技量では、とてもじゃないですが、表現出来なかった位、

      すごい景色に感動しました。

 

                      そしてその時春が近づいているんだなと、なんとなくですが、

      空気の湿り具合で感じました。

 

      作品については、前述しましたが、素晴らしい景色でした。

      この作品は、題材に大変に、恵まれました。

      このことは、良い作品を創り出す第一歩ではと思いました。

      山のアウトラインより始まって、薄鉛色の空、そして濃淡の木々

      雪山、平場の田んぼ、雪の陰を、薄い水色を使い夢中でした。

      初めての展覧会で、評価をいただいて、大変に励みになり

      嬉しかったです。

      素晴らしい作品群の中で、ほんの素人臭い作品を、よく見逃さないで

      選んでいただいたと、並の審査員では選びきれない作品を

      勇気をもって決断していただいたことに感謝しています。

      今考えると、そうゆうことが、素人作家を育て上げる道ではないかと

      そして、間違いなくきっかけになるのではないかと切実に思っている

      ところです。

    

      

    審査員講評:この方は、絵の出来上がりを、分からないで無心で

      描いているところが、魅力です。