小池至夫の画歴(展覧会出品作品)
題 名:清しさ
年 月:平成23年10月
出品先:四季彩芸術展 (全国公募展)
賞 :奨励賞
作品号数:20号
取材先:関山地区
コメント:全国公募展ですので、おそる、おそる展覧会へ出品したのですが、初出品
で賞を頂いて信じられませんでした。
全国からのメリハリのきいた素晴らしい作品が沢山ある中での受賞でした
ので、励みになり、ほんとうに感激しました。
そして、毛穴の中まで、見切るような審査にも感銘を受けました。
講評の時間の時には、作品の一つ一つに審査した時の様子をその時に 凝視しなければわからないことを、ほんとうに丁寧に丁寧に説明され
苦労して描いた作品の作者が、そこまでみて頂いていたのだと、審査結果
が、どうあれ、うれしくて、その内容に納得して感激して、作品に向きあ
ってよかったと、皆さまが思われたことと思います。
そして、このことを念頭に入れて、また頑張れるのではないかと、そして
素人作家にとって大変に有難いことだと思いました。
真の審査される方の姿、また指導者としての姿を見た様に思いました。
純粋な無垢な心で作品に向かい合って、そして、高度な知識や眼力をも
お持ちでおられるのに、また、ご自分の審査に対する尺度や先入観にも
とらわれずに、平らな目で、時間をかけて、色々な角度より
真を探究される姿に感じられました。
なんと真剣で誠実なのでしょうか、 深く 々 感銘を受けました。
そして、抽象作品に至っても、意味、内容、、など吟味され、良否
を、はっきりと判断され、明確に説明されるので、、素晴らしい
審査員の先生方でいらっしやると重ねて思いました。
何か月も真剣に取り組んだ作品を、誠実に真剣に審査して頂いて,
当たり前の事といえばそれまでですが、報われた気持ちになり
一生懸命にやっていれば、誰かが、必ずみていて、下さるのだと
大変にありがたいことだと思いました。
どのような展覧会においても
審査される方の責任は大変に重いものだとの認識のうえに
作品を色々な角度より、そして作者の心情をも考慮して審査され
審査後の作品講評時にも、明確に講評でき、そのうえで作者の
今後に役立つことを指導され、そこまで責任を果たされる覚悟を
持たれたうえの、審査を切に願いたいものです。
ちなみに四季彩芸術展の審査は、東京芸術大学のお二人の下記の
教授が審査されています。
作品については、この作品は、空、山肌、樹木、草わらの茅まで
邪念なく、夢中で描いたのを覚えています。
特に、妙高山は 一筆 々 楽しく描くことができました。
そして、山下の赤紫の木々の紅葉を描いたころは、少し、趣が出て
きたかなあと思ったりして、だけど冒険でした。
作家活動のなかで、本当に励ましを、いただいて,有り難かったです。
私は、テレビで放送されている「プレバト」という番組が好きで、
特に俳句の部門の指導されている先生の、迫力ある生き様、真剣さ
あの熱意に、いつも、々、尊敬して、また、感服させられています。
何の指導者でも、一生懸命で真剣な姿勢が感動を生み、また、教えを
請う人達にも自然に同調されて、より良い結果を生み出すのだと思い
ました。
そして、作品の講評時には、作者が感動するような、痒い所に手が届く
ような、わかって頂いて、真をついた講評に、熟考をし考えに考え
抜いた作者は、ただ単に良かったと。ああ 良かったと。
世の中には、一生懸命に、やったことを認めてくださる方がいらっしゃる
のだと、苦労の汗は、決して無駄では無く、うまくいった時、共に喜んで
も、頂ける心の広い、温かみのある立派な指導者の先生に心底に
頭の下がる思いです。
そして、いつも 々、実体験を俳句に読みなさいと、おっしゃられる、
お言葉が、うわっつらではない先生の厳しい生き様と重なるようで、
日ごろの行いかたの、すべての教訓として、生かさせて、いただきたい
と思いました。
番組のあとに、
なにか、清々しい気分になるのは、私だけでしょうか。
他の部門も好きで毎回楽しみにみています。
関山演習付近より描きました。
審査講評;