小池至夫の画歴(展覧会出品作品)
題 名:神宿る樹
年 月:平成15年8月
出品先:県勤労者美術展
賞 :労働金庫理事長賞
作品号数:30号
取材先:市内稲田の神社
コメント:ひとずてに、大ケヤキのことを聞いて、早速に取材にいき描きました。
初出品でした。残念ながらこの展覧会は今回で終了となりました。
ほんとうは、全体の大画面を描きたかったのですが、全望が見渡せる
ところが、ありませんでした。
素晴らしい大樹ですので、それを描き切れたかどうか微妙ですが。
作品については、大樹の中間を切り取り描いています。
大木中の大木なので、木の葉が点描的に、小さく描かれています。
見えなくなった枝も全部描いているのですが、下から見上げているので
木の葉の陰で、目立たないところもあります。
今思うと、大胆な構図によく挑戦したものだなあと
思っています。
審査員講評;明るいモダンな表現が際立っていました。自然の樹木から触発された健康
な明るい表現が魅力的です。ポイントにもう少し調子の強い部分が
欲しいとおもいます。