小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

越後高田の お花見

越後高田の お花見

大変長らくお待たせをいたしました。

 

情緒のある、そしてカラフルな色合い、洒落た絵画が出来上がりました。

 

4月22日午後の2時少し前に出来上がりまして、パレットを水洗いして、この絵画の写真を撮り、今ブログを綴っているところです。

 

この絵画の大きさは、ほんのわずかなサイズの3号で描いてあります。

 

高田のお花見の様子を描きたくて、そして世間一般の皆様に高田のお花見の様子を知っていただきたくて、このサイズの中にたくさんの題材を詰め込みましたが、あと残っているのは「太鼓橋の極楽橋」と「東洋一の蓮で有名な真夏の開花した白とピンクの蓮の花と緑の葉っぱ」でしょうか、描ききれませんでしたが、日本人の性格である完成していないことの奥ゆかしさでよろしいのではないでしょうか、妙に納得しているところです。

 

先般も述べましたがこの絵画の制作にあたり写真取材はLサイズで約100枚ほどで、現地でのスケッチブックにて6.7枚の鉛筆でのスケッチ描きと、公園の真ん中へんでの芝生の上に雪などで落ちたと思われ、拾ってきた桜の木の大小の枝の切れ端と幹の皮のはがれた破片があり、つい先ほどまでお世話になった桜の枝などを処分したところです。

 

制作にあたりまして3月28日に構想を練りまして30日より4月9日までスケッチをして本日4月22日の午後に完成を致しました。

 

この作品の構想を練るのが難解でした。

取材した題材が多く、わずか三号の空間の中に、それらをどう、もれなく配置するのか、それぞれの大きさをどうするのか、一つ一つの題材同士が不自然にならないように、要の桜の幹、枝ぶり、つぼみと花をどう生かして見せるか等々でして、鉛筆にてスケッチブックにフリーハンドで描き、再度訂正を重ね、ようやく構想がまとまり、この時点で、この絵画が半分以上出来上がったようなもので、くどいようですが大変でした。

 

大変長い日数でしたが、中だるみもすることがなく、しかし苦しみと楽しさの織り交ざった日々でありました。

 

色彩については最初に高田城址公園観桜会のポスターを、左下の桜ロードを下から照らす照明器具を、鉛筆描きの後を黒色の絵の具であとなぜをして色を塗りました、そして以下同様にしてそのすぐ上の真っ赤な椿の花を、その上の露店の看板を、少し右のぼんぼりを、また右のベンチを、真ん中には公園の常設の売店のパラペット部分を、右上の柴田画伯の展示ポスターを、そして真ん中下の赤い橋を、その右の岩野勇三プロムナードのブロンズ像を、その右の高田城三重櫓と築山を左に大きな枝垂桜の花びらを、右にソメイヨシノの花びらを、そして左右の桜の幹と枝の輪郭を黒色でなぞり、バックの難波山の輪郭を描き青空と白い雲を、そして難波山と高田の緑の森を、そして下の西堀と並木道とぼんぼり群を、左の枝垂れ桜の幹を、枝を、桜の花びらを、同様にして右のソメイヨシノの幹と枝と花びらを描き最後にサインをして完成に至りました。

 

今までに、このような組み絵をいくつか手掛けてきましたが、一つ一つの題材はラインで仕切ってきましたが、この度は仕切りのラインもなく、それを自然に見せたり、目立つ色合いを散らしたり、いろいろな配置やら色合いやらで工夫を凝らしてみました。

 

この14日で、この度の高田のお花見の開催も過ぎて、行かれた方々は皆様楽しまれたのではないかと思われますが、再度思い返していただいたり、ご覧になられなかった方々にも、この作品にて、酔いしれて頂けたなら本望でございます。

 

高田城址公園の観桜会のポスター

この度は第99回目でして3月29日より4月の14日までと記載されています

 

桜ロードの照明器具  電球での熱さで紫色の部分がしおれているのでしょうか

 

赤い椿の花  公園の片隅に取材の時に二輪咲いていたのが印象に残り花と葉っぱを描いてみました

 

露店の看板類  金魚すくい・焼きそば・ジュース等々いろいろありましたが描いてみました

 

ぼんぼり  何百本設置してあるのでしょうか、夜桜には美しく照らし出し、情緒もあり欠かせないものですね

 

ベンチ  公園には必ずあるものですね、昔は木製でしたが今はプラスチックですか

 

高田公園の常設の売店

全部描き切れなかったもので正面の入り口の上の部分が描かれています

 

柴田長俊展覧会のポスター

3月23日から6月23日までの開催と記載されています、ちょうどこの度の観桜会と開催日が重なり柴田画伯とは昭和39年卒業でしたか城北中学の同級生でもありまして先般展覧会を拝見してきましてその素晴らしい作品と生き様に触れさせていただきましたもので描かせていただきました,

ちなみに私たちは戦後の第二次ベビーブームの生まれでしてクラスが11組まであり人数で言うと同級生だけで550人ぐらいおりましたですか

 

赤い橋

幾度も描いたことがあり、やはり高田公園といえば、この赤い橋は欠かせないところであり、真夏の蓮の開花時にはピンクと白の蓮の花と緑の葉っぱのコラボは素晴らしいものがありますね

 

岩野勇三プロムナードのブロンズ像

素晴らしいブロンズ像の作品をと思い描かせていただきました、もう一か所散策道のわきのブロンズ像も取材しましたが、岩野勇三さんの方を選びました

 

高田城三重櫓と築山

高田公園ではこの部分も欠かせないもので描きました、そしてわかりずらいですが櫓の下には築山が描かれています

 

枝垂桜の大きな花びら

華やかさを演出するため描いてみました

 

ソメイヨシノの大きな花びら

同上です

 

青空と白雲が描いてあります

青空を濃い目の群青色も使用したもので、夜空に見えるかもしれませんが、ありきたりの青空ですと趣が薄れると思いましたもので、一見浮世絵風に見えるかもしれない濃い目の色合いにしてみました

 

南葉山

バックを妙高山か、この山かで迷いましたが、ごく地元の馴染みのある南葉山にしました、わかりずらくて恐縮なのですが空の下に描いてあります

 

西堀とぼんぼり群と高田の緑の森

西堀には夏の蓮の花などを描こうとも思いましたが、この度はこの季節の情景としました、その上には道沿いに設置してあるぼんぼり群を、その上には高田の緑の森が描いてあります

 

左の枝垂れ桜

幹なども丁寧に描いてありましたが花の方を優先しました、そして下方向には蕾群を上には開花した花びら群がえがかれています、小枝のしなやかな美しさや、花びらの適度な配置などや、つぼみや花の一つ一つを楽しんでいただけてならと思っています

 

右のソメイヨシノの桜

数ある桜の木の取材の中から年輪の重ねた古木にほれ込みまして、この木を描くのに二日ぐらい手がけましたが古木のすばらしさなどご理解いただけましたでしょうか、枝垂桜と同様に下の方には蕾を、上の方には開花した花びら群を花びらはだいたいが下の方に向けて咲いていて花芯には黄色の中に雄しべでしょうか、めしべでしようか赤紫色の突起物が描かれていて花びらの数や配置など工夫を凝らしてみましたが、この昼桜はいかがでしょうょうか

 

でもこの古木を描くのに二日も費やしましたが、まだまだこの古木が長い間風雪などに耐えていろんなことがあったであろう事柄などを、描き切れるものではないですよね、でもこの部分も私なりに表現したつもりですが、そして、これまでの古木が当初から高田の花見を背負ってきた生きざまや歴史を、目を凝らして、いただけたならうれしい限りであります。

 

両方の桜の枝は、だいぶ明るい色合いなのですが、背景に負けてしまい、移りが悪くなり目立たなくなるためにあえて濃い目にしてあります。

 

以上の解説の下で、わかりずらい絵画の内容も、一つ一つ見て頂けてなら、納得できるのではないかなあと思っているところです。

 

この絵画をクリックしていただいて存分にご鑑賞されてみて下されば幸いでございます。

 

特に青空と桜の花々との美しいコラボなども鑑賞していただきたいところです。

 

どなたに頼まれたわけでもありませんが、制作を終えて、今心地よい疲れと、やれやれという達成感で、ほっとしているところです、どうかご鑑賞されて印象にのこされたときには、お知り合いに、このような絵画を描いている素人絵描きがいることを教えて頂けたなら、なんにせよたくさんの方々に鑑賞していただきたい気持ちでいっぱいなのでございます。

 

四千本あるとされているソメイヨシノの桜を要している城下町高田の美しく、にぎにぎしく、そして情緒のある様子などを感じて頂けましたでしょうか、またこの度は昼桜の情景でしたが、日本三大のぼんぼりに照らされた夜桜も圧巻ですので、まだご覧になられておられない方々には一度は決して損はさせないと思いますので是非とも訪ねて頂きたいと思っているところです。

 

描き切ったばかりなのにもう、絵描きの性でしょうか、次の作品に思いが、それは久しぶりに春の直江津の海を、そして金谷山の山の上から見下ろした南本町の街並みを描いてみたいなあと思っているところです、南本町三丁目は多感だった中学と高校時代を過ごさせていただいた思い出の街でありました。

 

4月23日

ここ何日かでは夜か夜中に雨が降り日中は曇りか晴れの日が続いていますが、毎朝草花への水やりをしている私には恵みの雨で非常に助かっていて、まして自然の雨ですので草花も、きっと喜んでいるのではないかと思っています。

 

昔ある農家をされておられる方々の挨拶で『いいお湿りで』という言葉を耳にしましたが、その時には何を言いたいのかわからなかったものでしたが、今になり、畑や田んぼなど、いろいろに恵みの雨だったのだと理解できました。

 

昨日庭で白いモンシロチョウが忙しく飛んでいるのを今年初めて目にしました、何を餌にしているのか定かではないですが、咲いている花も数少ないのではと懸念していましたが、近所で下水の傍らに黄色いたんぽぽとみられる花が咲いているのを見て、胸をなで下ろしたところです。

 

車で外出をするとあちこちでピンクの濃い美しい八重桜(ボタン桜)が咲いているのをたくさん見受けられ、しかし葉っぱも出ているような気がして、満開なのか、その時期が少し過ぎたのか私にはわかりかねるのですがどうなのでしょうか。

地球温暖化のせいですか以前よりい一週間か十日ぐらい咲くのが早いように思いますが

どうなのでしょうかねえ。

 

そして我が家の鉢植えのボケの花がいくつも真赤に近い色合いで咲いているのを見て微笑んでいるところです。

 

昨日のブログですが「2」ー「4」ー「7」といただきました、ありがたいことでいつも感謝しているところです。

 

4月24日

昨日、スケッチブックのわきに取材した写真が置いてあり、見たらコヒガン桜の取材写真でして、見ていたら面白そうな構図が目に留まったのでした、まるで幼子が、がおもちゃを欲しがる如くに、この作品を手掛けている自分がいました。

のんびりすればいいものを、これはある種の依存症という病気でしょうか、でも悪いことをしているわけではないと思い直し、自分を慰めているところです。

 

昨日も「1」ー「2」ー「3」ー「7」とブログを開いていただきました、誠にありがとうございました。

 

今しがた段ボールを市の収集施設へ持っていき、そして、お弁当などを買いにスーパーへの、いく道すがら、ほんの、まばらに残った南葉山の残雪のバキッと見えた雪の白さが格別で感動しました、そして春日山方面を見たら淡い若草色の木々の葉の色が濃い目の杉の木々の葉と対象的に大変美しく見えて、これもまさに春景色だなあと、いい景色だなあと、心が和む思いでした。

 

4月25日

今朝の、よみうり上越にあらい道の駅向かいに「コメダ珈琲店」が今日25日にオープンすると出ていました、妻とランチタイムにでも行ってきたいなあと思っているところです、ランチのパン類の盛り合わせは大変クオリテ―もあり、そしておいしいので楽しみにしているところです。

 

昨日は「4」ー「5」ー「8」ー「9」ー「10」ー「13」と、ブログを開いていただきました、大変にありがたく感謝しているところです。

私のブログにかける生き様などを感じて頂いているのかなあなどと勝手に思っている次第ですが、なんにしても継続は力なりと確信をし、今後も精いっぱい、たゆまぬ努力をしてまいりたいと思っていますので、相変わらずのお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

 

今日は大変に暖かく、車を走らせていたら三人組の小学校の男の子が一人なんと半そででランドセルを背負って帰宅途中で歩いていました。

もう初夏の陽気といといってもいいですかね、ちなみに初夏とは立夏(5月5日)より梅雨入り前のことを言うのだそうでね、小生は毎日が日曜日なのですが、間もなくゴールデンウイークが始まりますね、、やはりお休みの日は、なんといっても、なんといっても

 

今日は趣味の将棋に行ってきましたが、皆さんに、この度のお花見の絵画について感想をお聞きしましたら一様に、よくできているとのお褒めの言葉をいただきました。

頑張ったかいがあり、一生懸命さが伝わったみたいで、やはり努力の汗がお分かりになられるのですね、しびれる嬉しさを感じました。

 

4月26日

ただ今10時少し過ぎですが、急に思いついて床屋さんに行ってきました。

別に伊達をこくわけではないのですが、髪の毛が耳にだいぶかぶってくると、わずらしくなるもので、それが吾輩が床屋さんに行くサインですかね。

 

戻り道で我が南葉山のふもとの頚城平(高田平野)を通り眺めていたら田んぼがいよいよ始まったのか軽トラックがあちこちに留まっていて人影もそして田かきでもやられるのでしょうかオレンジ色の農機具が止まっていました。

大変でしょうが農家の皆様は反面,心躍る季節なのでしょうね。

 

家に戻り庭へ行ったら水仙の一種ですか、すずらんみたいな小さな花にモンシロチョウが戯れていました。

 

そして共有道路の下水にたまった、木の葉が気になり20リッターの燃えるゴミの袋を持ち、ついでに草もとり、袋いっぱいになりました。

秋に木の葉が落ちるものと思っていましたが春先に落ちる木の葉もあるのですね。

 

4月27日(土曜日)

今日からゴールデンウィークが始まりましたね、初日の今日は、この休みの中で一番最良の日なのでしょうか、どうかじっくりと時間が過ぎていってほしいものですね。

 

昨日は「2ー「4」ー「5」とブログの数字をいただきました、誠にありがとうございました。