小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

「二本木駅」今昔夢物語

小池至夫の画歴(展覧会出品作品)

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二本木駅今昔夢物語」


 

 題 名:「二本木駅」今昔夢物語
 年 月:令和01年12月
 出品先:アークベル絵画展
  賞 :入選
作品号数:20号
 取材先:えちごトキめき鉄道二本木駅 (旧信越線) 妙高はねうま

      ライン

 

コメント:初出品でした。

     今回は、「夢」が、テーマでしたので、私は、二本木駅

     昔と今を想像して作品にしました。

     写真撮影の取材から始まって、何度も、高田より取材を繰り返し

     ときには、駅舎のコーヒーショップにて、ホットコーヒーを頂きながら

     地元の某大企業に勤めていらっしゃった方のお話を聞きました。

     お話によりますと、機関車が直接、会社のほうに出入りして

     荷物の出し入れを、していたそうです。

               当時は某会社に、1万人以上の方が働いて、いらっしゃって、それは、々、

     大変な賑わいだったそうです。

     色々な会の催しには、林伊佐緒さんとか有名な歌い手さんを呼んだりして、

     華々しく、やられていたそうです。

     

     また、高田図書館にて、蒸気機関車にまつわる本,何冊かを、繰り返し

     々、借りて、参考にさせて頂きました。

     この作品は、資料と人々の生きざまと、思いを、構成するのに、大変で

     した。

     私なりに、一生懸命に取り組み、いい汗をかいたのでは、ないかと

     自己満足しています。

     線路のバラスも、一つ 一つ 描いたり、機関車が走るごとく線路のレール

     を走らせたり、創作活動を楽しませていただきました。

     機関車はそれぞれ、別のスケッチブックに資料を見て写し取り、色鉛筆で

     色付けして、それを本用紙にまた、写し取るように描きました。

     

 

     二本木駅は、スイッチバックで知られている有名な駅です。

                 直江津駅方面から来た機関車が、長野駅への途中で急坂を登り切れ

     なかったので、二本木駅へ、いったん入り、高低差を緩和して

     再出発したそうです。右側の機関車が、そうです。

     雪の対策で左側の150メートル位ある巨大な貨車収納庫に機関車が

     収まっているのも、描いてあります。

 

     桜木インターより下りて、アークベル絵画展の新潟展覧会場を1月17日

     みてきました。

     どれも秀作ぞろいで、素晴らしい作品を、みせて頂きました。

     久しぶりに、大変に、みごたえのある展覧会でした。

 

     1月26日午後から長岡展覧会場に行ってきました。

     そして、入選証書を頂き、PM4時半過ぎに作品を頂いてきました。

     自宅に着いたときには、暗くなっていました。

     大相撲は、だれが、優勝したのでしょうか? 徳勝龍関ですか

     正代関でしょうか、それとも貴景勝関でしょうか。

 

                 この作品のように、自由な発想で組み絵的な作品を発表するのは

     作家活動、約30年で初めてです。

     今まで、何か邪道のような気がしていたのと、踏み出す発想が

     無かったのとでしたが、一つ引き出しが増えて、よかったと

     思うように、なりました。

     今後また挑戦してみたいと思います。

 

     作品を見られるときは、ぜひともアップにしてご覧になって

     頂ければ、よく詳細がお分かりになると思います。

     

 

                  令和2年4月9日の上越よみうり新聞で某会社員の方が、SLの

     虜になられて、50年にわたり、全国で蒸気機関車を撮影され力作を

     上越市シニアセンター本町ふれあい館で展示されているとのことで

     さっそく、いってきました。

     全国、春夏秋冬、上から、遠方から、近くから、斜めから、吹雪の中、

     素晴らしいアングルで、見とれてしまいました。

     いい作品を見させて頂きました。

     そして、蒸気機関車は、石炭と水をエネルギーで走っていることも

     教えていただきました。

 

 

                

 

    

    

     

     

 

 

審査員講評;