初夏の林泉寺を描きました。
新鮮な空気と鮮やかな緑がとても、すがすがしく感じました。
そして、色々な緑の色合いが、それぞれに、はもって、いるようで、とても
素敵でした。
じっとしていると、地面に、そっと、そよ風に撫でられながら
蟻が一匹、忙しそうに、這っていました。
蟻は蟻で目的があって、動いているのでしょうね。
右側には、林泉寺さんの、寄付を募られた、お名前の札が数多く
掲げられています。
静寂のなかに溶け込むように惣門が佇んでいました。
作品については、取材した写真をみて、面白そうな構図だなあと
すぐに感じました。
左の木々の陽射しの当たり方、右側の何層かの緑の重なり具合
そして平場の陰影、工夫したところです。
単に春の風が、さっと吹き抜けた後の爽やかさを感じて頂けたら
幸いです。