小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

旧保健所前の冬景色

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旧保健所前の冬景色

 大雪の朝に取材しました。

ここは、高田工業高校生のときの通学路で旧保健所前の桜並木です。

この雪景色を見ると、楽しかった学生時代を思い出します。

 

学校への、行き帰りに仲のいい 仲間と、たわいのない話をしながら

三年間、今思えば一番人間関係で気の使わない時代で楽しかったなあと

懐かしんでいます。

そして、そのころは、両親も健在でした。

 

今は、ありませんが、あの古い 々 木造校舎で勉学に励んだのでした。

掃除のときには、無垢の板張りの床の雑巾がけで、床板の、とげが、刺さったり

そんなことも、ありました。

 

令和1年 昨年、湯沢グランドホテルで同級会があり 五年後にまた

再会の約束をして散会しました。

 

会社の経営者、勤続されている人、第二の職場の人、退職して趣味を

楽しんでいる人、それぞれですが、70才になり、脂ぎったところも

取れて、本音で話の出来る、そうです 高校の学生時代に戻ったみたいで

馬鹿を言い合い、お酒を飲んだり、入浴したり、カラオケで歌ったり

本当に有意義な時間を仲間と共に過ごし楽しかったです。

昔ばなしにも花が咲き、皆生き生きとしていて、誰一人として、不満足の

感情を持ったふうは、ないようにみえました。

幹事さんにも感謝です。

 

名刺がいらない、名刺が効かない、我々は、最盛期を過ぎて、そうゆう

世代に、なったのでしょう。

脂ぎった時代がよかったのか、今の空気を満喫したいのか、人間は欲張り

ですね。

でも、それが人間の生命力の源、性 でしょうか。

神様は、考えながら、ちょうどよく、人間を作ってくれました。

 

競り合いとか、向上心などがなくなったら、人類は進歩が無くなり

やる気も無くなり、衰退するのかも、しれませんね。

 

でも、今の日本そして、世界の国々、どこをみても、恐ろしくもあり

滑稽でもあり、もう少し、大人になり、冷静に物事に対処できない

ものかと、いつも思います。

自分のことばかり考えて、住みにくい社会にして、どうするのでしょうかね。

そして、各指導者は皆、歴史に残るのですが、ご自分の子孫が、振り返った時に

どの様に思われるか、お考えになられて、冷静に対処されれば、住みやすい

より良い世の中に、変わっていくのではないかと思われるのですが。

 

寿命のある私たちですので、息のあるうちに人様の、世界のために、一生懸命に

骨身を惜しまずのご活動を願いたいものです。

 

そして、沢山の方々が、いついつまでも歴史に残る偉大なる指導者になられたら

こんな喜ばしいことは、ないですね。

唯一、過去から学べ、考えることの出来るのは人間だけではないのでしょうか。

そして、誰が見ても正当な行い、考え、意見などが、世界の人々の共通で

通用する世の中になる事を念じてやまないところです。

 

 

  仕事で生きたい人、趣味を楽しみたい人、ゆったりとしたい人

人生は、いろいろですが、一度の人生、有意義に過ごしたいものです。

 

作品については、一応、木々の枝の先端まで、描いてあるのですが、昨夜の雪降りと

今朝も雪が舞っていて、そしてバックの白っぽい雪雲と、枝に積もった雪で

区別するのが大変でした。

そして、街灯の鋳物柱も、なぜか寂し気ですが、この作品には、なくてはならない

ロマンの街灯で、ひとすじの灯りをともしてくれています。

 

 この作品で、雪の舞う本降りの雪国の朝を感じて頂ければ、ありがたいです。