小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

「池の平」雪と戯れて

「池の平」雪と戯れて

年末の12月30日に池の平の妙高ビジターセンターの近くの林を取材して描きました。

 

制作には、1月15日より下書きをしましたが、何かしっくりいかないで1月16日より書き直し、2月5日に完成しました。

1月25日頃より雪のため10日近く制作を休んでいました。

 

両側の木々を描き杉の樹木を、そして空を、中央の広葉樹を、そして野兎とこりすを、

そして下部の小木を、そして雪原を描き完成しました。

 

左側の木の枝から新芽が出ていたり、裾の雑木には枯れ葉が残っていたりと鑑賞してみてください。

 

皆様には原画をぜひ見て頂きたいのですが、どうもパソコンの技術が劣るもので、歯がゆいのですが、きっちりと、うまく表現ができませんでした。

というのは、全体的にメリハリが原画に比べると希薄になり、雪と木の枝などとのちょうどよいコラボが表現できていなく、ただ、もやっとしてしまっているところなどが目立ち、ダイナミックな広がりや効果的な白の世界など味わって頂きたいところが申し訳ないのですが欠けてしまってしまいました。

 

薄曇りの空を、木々の枝などに雪が積もっているところとか、楽しい作業でした。

 

真ん中より少し左に野兎を(白いウサギを描きたかったのですが私の技量ではうまく表せなくて夏色にしました)そして真ん中より少し右に、こりすを(こちら向きに立っていて両腕を前でつないでいます、わかりずらくすいません)いずれもパソコンの資料を参考にしました。

あれは二十年前ぐらいでしたか真夏に兄弟が遠方より来た時の夜に赤倉温泉まで車で散策に来た時、車のライトに浮かび上がる「こりす」を見たことがあり、足早に林の中へ走っていきました。

池の平は赤倉のすぐ隣に位置しています。

ただの冬景色よりも、趣が加わるかなあと思ったものですから、加えてみました。

 

絵画の下の方に黒くちょこんと描いてあるのは伐採した残りの、かぶつで、こんもりと雪がかぶっています。

 

 

原画では雪に埋もれた林野の様子がよく描かれていると思うのですが、伝わったでしょうか。

手前味噌ですが、本当に素晴らしい、そしてしゃれっ気のある絵画に育て上げましたもので、ぜひともくどいようですが原画をみていただきたいと強く強く願っているところです。

そして、この絵画の題名を、池の平の後「降雪の、しじまのひと時」とか「に雪が降る」等々どうしたらこの大切な作品を真剣に活かすことができるか、ふさわしいか、さんざんと熟慮しました。

 

「池の平」の冬空や枝に絡まる雪の表情や、深々とした静寂さや美しいロマンなど雪の世界を堪能していただけたならうれしい限りです。

 

このブログは昨日(2月5日 日曜日)綴ったのですが本日2月6日再度原画をみて素晴らしさに感動をしているところです。

笑ってください、でも精魂込めて描いたつもりですので小生は、よくやったと自分をほめてやりたい、そんな心境なのです。

というのはいくら一生懸命制作しても、なかなか思い通りの気に入った作品は、ばんたび、できないものですから。

 

隠れたしゃれっ気  雪を踏みしめるとわかるのですが長靴の底の裏面の模様が映し出され、それが美しく、ただのすべり止めだけでなく作り手の、粋な計らいもあるのでしょうね。

昔は、着物とか背広とかの、見えない裏地に、しゃれた柄や絵模様などを施し、日本人の美徳でしょうか、通な粋な方々もおられましたね。

日本人の人間性もそうですが表に出ないさりげない、人さんへの施し等も。

小生も、味のある、粋な作品を描きたいものですね。

私の絵画が、たとえ埋もれても、好きで分かり合える人が鑑賞した時に、微笑んで、なるほどと、うんうんと、それだけで小生はうれしく幸せの境地に、描いたかいがあったなあと納得するのだと思いました。

また夢を見ているのでしょうか、正夢でしたら、ありがたくうれしいのですが。

 

新聞紙で鼻をかむ  今から30年前ぐらいでしたか、某大変な資産家の方が、新聞紙を折りたたみ長財布状にしたもので、私の前で鼻をかみ、また大事そうに懐にしまわれたのでした。

ものを大事に大切にされる心がけをされ、その上血のにじむような努力をされて資産家

になられたのでしょうね。

これも日本人の美徳でしょうか。

その方がされたせいですか、自然で美しく感じたのでした。

再度また折った違う面で鼻をかまれるのでしょう。

並の私がポケットテッシュを使っていましたので、大変に感心したことを、ふと思い出しました。

資源難でまたこのような時代が訪れるかもしれませんね。

 

演歌の歌詞  だいたいは一番から三番まで、あると思うのですが、それは一番から順に物語が描かれているのだそうです。

そして三番が作り手の皆さんが一番主張されたいことが描かれているのだそうでした。

ですので時間の短縮で歌われるときには、本来なら一番と三番を歌われるのが本筋なのだそうです。

というのは、私は二番の歌詞が素晴らしいので、一番にした方が、良いのになあと話したら、某お方が、そのように諭して教えてくれました。

 

2月8日 「舞い上げれ!」

岩倉家の長男の悠人(はると)が、望月家の人々に助けられて、自宅に戻り、あくる日の朝食に母上のカレーライスをいただきながら、母娘が五島列島で留守の時に父上から子供のころに、よくカレーを作ってもらい、その味が一番だったと、もう一度食べたいとの話から、大勢の皆様に迷惑をかけたので東京へ行き償ってきますと、母上、妹と久しぶりに、きたんなく打ち解けて、事件は起こったのですが家族のきずなが春の雪解けみたいに、やっと人間らしく、なごんできました。

父上の思いがやっと通じたのでしょうね、生前にこの場面が欲しかったのですが、でも父上はことのほかお喜びになられておられると思いました。

そして喫茶店にて望月家の父上にお礼を申し上げ、その時の父上の「ええーて、ええーて」とのことばのひびきが自然で、大変に思いやりがあり素晴らしく感じました。

その後で望月家の娘の久留美さんにお礼として「うめづ」の、お好み焼きが

入っているのでしょうか紙袋を渡しました。

小生は、将来、悠人と久留美ちゃんが、添い遂げるのではないかとの憶測を希望と

期待をもって感じているところです。

というのは、悠人には優しさと思いやりと芯の強さや世間の常識が備わった久留美ちゃんの持つ、そうゆうところにひかれるのではないかと思ったものですから。

 

毎日毎日、時間が来るのを楽しみで、欠かさずに見ています。

明日はどうなるのだろうか、最後はどうなるのだろうか、等々、夫婦で、最大の楽しみで拝見させていただいています。

主役の岩倉舞さんのキャラクターですが一見地味で、おっとりしているようですが、なんとなんと素晴らしい性格の持ち主で、ものすごく人間味にあふれていて、気弱のようですが芯がしっかりされていて、何事にも一心に真っ向勝負で逃げることなく、五島列島の祖母さん、はじめ父母、いろいろな方のご指導でしょうか、いつも感心し、微笑みながら拝見しています。

あの鬼教官と言われた方に、仲間のことで進言したりと、今でも思い出しています。

このような方が最終的に人生の勝利者になられるのでしょうね。

毎日が楽しみで、このような気持ちになるのは、何十年、本当に久しぶりのような気がします。

NHK連続テレビ小説の関係者の皆様に感謝申し上げます。