小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

妙高 冬の楽園

年末の12月30日に池の平の妙高ビジターセンターの近くで針葉樹の森を取材しました。

それをもとに、鳥やムササビなどを描き入れて「冬の楽園」を構築してみました。

 

2月7日より下書きをしましたが、思い通りにいかずに8日から書き直して11日朝に終わり、それから色付けに入り18日午後2時18分に完成しました。

 

そしてカメラのキタムラで焼き増しをして2月18日PM 3時半よりブログをつづっています。

 

色付けは森の上部のアウトラインを描き、空飛ぶ「サシバ」「カラス」「鳶二羽」そして木に留まっている「鳶」を、そして空を、そして森に飛んでいる「スズメ二羽」「ムササビ」「ミミズク」を描き、森の木々を描き最後に枝に絡まる雪群を描き、そして森の中のスズメ、ムササビ、ミミズクの手直しをして完成しました。

 

生き物はパソコンの資料を参考にしました。

スケッチの後で何度も参考映像を見て色合いなどの確認をしましたが、それぞれ難しかったでした。

 

空を飛んでいる一番左の大きい鳥が「サシバ」です。

その右に「カラス」そして木に留まっている「鳶」右の二羽が「鳶」です。

森の中の左に二羽の「スズメ」真ん中が「ムササビ」で右が「ミミズク」です。

それぞれの大きさがまばらですが、遠近のまわいとご判断ください。

このように鳥が8羽とムササビが一匹の生き物が描かれています。

 

取材した空は無機質なぼやけた感じでしたが僅かな青空や白とグレーの二色の色合いで

表してみました。

 

森の木々は、いろいろな色あいで幹を描き、枝を描き、またいろいろな色あいで葉っぱ

を描き枝葉に積もる白い雪をそれぞれ大小の大きさで一つ一つ丹念に描きました。

下部の木々の間とか、奥の細やかな小雪なども味わっていただきたいところです。

そして雪の白色でないところの空間なども鑑賞していただきたいところです。

 

鳥やムササビなどを配しましたが、おおらかな冬の森の楽園の感じなどを味わっていただけましたでしょうか。

空想の作品ですが構想を練ったり、描いたり楽しい作業でした。

こんな夢のような世界があったら楽しいだろうなあと創意工夫に満ちた面白い作品に仕上がったと思っています。

 

大人げなく暗い、そして言いたいことをセーブ、我慢をしたりの世相の中で、我がたわいのない作品と思いますが、単に、のびのびと優雅で楽しそうに舞う鳥たちの妙高の自然の世界に一時でも、浸っていただいて、心和やかになられていただければ、うれしい限りですし、この作品も喜んでいると思います。

 

「とんび」と「鳶」

とんび タカ科の中で比較的大きく尾は短く足が太い

鳶 比較的小さく足と尾が長く翼が丸い

 

「ムササビ」と「モモンガ」

ムササビ 羽を広げたときに大きさが座布団ぐらいの大きさ

モモンガ 同じくハンカチぐらいの大きさ

そして双方ともに100メートルを超える滑空能力があるそうです。

 

「ミミズク」と「フクロウ」

ミミズク フクロウ科の中で耳がある種の総称

フクロウ 耳がない

 

サシバ」 タカ目タカ科サシバ属に分類 中型