小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

水鏡に映る逆さ米山

水鏡に映る逆さ米山

この度は米山を描きたい思いに駆られました。

 

この【米山】は、新潟県柏崎市に存在して民謡で有名な「三階節」に唄われている

その米山です。

♪ 米山さんからー雲がでたー ・・・・・・ ♪

我が上越市からも妙高山とともに、よく見える、なじみの山です。

 

12月3日 PM2時半ごろ出発し山麓線からR8号線にはいり米山を見ながら、取材場所を

探しながら、吉川方面への矢印の信号を右折して新井柿崎線の梶の十文字の手前に

斜めに米山方面へ向かう道があり入ったらすぐに大きな池があり、そこになんと米山が映りこんでいたのでした。

ラッキーと思い、ここに決めました。

この道を斜めに入ったことが一度もなく、こんな大きな池があることは知りません

でした。

私の22歳の頃に吉川町の泉谷小学校の体育館の新築工事の現場の時からよく通った

知っている道だったのでした。

取材していると「があがあ」池に戯れる鴨ですか群れで楽しそうに鳴いていました。

この池の名前を知人に聞いたら「朝日池」というのだそうでした。

やがてたくさんの白鳥も飛来するとのことでした。

そういえば遠く海を渡ってくる雁という鳥は木片の板を口にくわえて、板の上で途中で一休みしながら来るのだそうですね。

 

描き始めは12月4日で12月28日に完成しました。

しかし、「赤倉 冬初めの雪 枯野にも」の制作が途中から入りましたもので

実質は10日ぐらいの制作日数でした。

 

米山のアウトラインを描き、澄みきった青空を、そして米山を、裾の林群を

池に映る林群を、そして逆さ米山を、池に浮かぶ浮き草みたいな木片か木の葉群を

そして、あわいの水を、最後に逆さ米山などに浮かぶ鴨を描いて完成しました。

 

実際の米山はもう少し黒々していましたが、リアルすぎたので再度色塗りして少し

薄めにし、逆さ米山は、さらに水色を加え、あわい感じにしました。

水に映る林群の、なでやかさなどは難解でした。

またこの中にはたくさんの鴨たちが描かれています。

7,80 羽、描いてありますので探してみてください。

 

池に浮かぶ木片か木の葉群や、あわいの池の色合いなども苦心しました。

 

少し描く範囲が広すぎたでしょうか。

でも私は、描いてある全体のものを表現したかったので、私の作品ですので

満足しています。

いいかどうかは別にしてだれでも描くであろう絵画では上手下手の差しかなく

そして鑑賞範囲を広げた、私の絵画、一考あるのではないかと、いまさらながら思っているところです。

 

単なる風景画に収まってなく、ダイナミックさも、また池の美しさなども

鑑賞していただけたなら、本望です。

そしてこの絵画は、ぜひともクリックしていただいて全体を一度に眺めてみて

絵画のドラマを感じて頂ければと思っています。

 

もしかして、絵画の上部の部分より下部の部分が主役に?趣があり面白味が、ここまで描いた甲斐がありましたか。

 

描いていて楽しい作業でした。

 

いずれも3号の小作品ですが今年この作品で18の絵画作品を、冬、春、夏 秋

そしてまた冬、題材も、雪囲い、妙高山日本海、高田本町、春日山上杉謙信公、

赤倉観光ホテル、米山 等々 描かせていただきました。

 

【継続は力なり】どなたか、おっしゃっておられました。

いつか希望の光が   「痩せ蛙負けるな一茶これにあり」 頑張ります。

かまぼこではないですが、人生も素人画業も【板につく】そして、いぶし銀の様に

いつか・・・・・

元旦の初夢ですか。

 

「だてマグロ」の養殖

直径40メートルある4000万円のいけすをいくつも持ち一日餌代が600万円の冷凍サバ

を連射法みたいな機械で強弱をつけて(マグロは気むづかしいので、うまくやらないと

エサを食べなくなるそうです)あげ、100キロ越えのマグロを育て今では世界中に輸出、また日本全国へ、ブランドを売りにしているため、どの部位がどこにの末端までわかるようになっているそうです。

その責任者さん曰く、どこまでも追及する志であると【ゴールがわかったらつまらない、とことんやって世界一を目指します】

なんとうらやましい文句なのでしょう、小生とは意味合いが違いますが、何か救われたような気持になりました。

でも何事も一歩からと思いますので、あきらめずに、やはり継続は力なりでしょうか。

いくら天才でも物事を怠ったなら、ウサギと亀でもないですが、いつか逆転するかも

しれないことを信じて頑張りたいと思っているところです。

 

でも人間は何か目標があるということだけでも幸せなことなのだなあと思わないといけないですね。

長生きしても100歳ですか、おつむと精神力の足りなさでとかくないものねだりをしてしまう人間の性、小生も同じですが、気づいただけましですか。

 

 

今年最後の作品になりましたが、明年も、絵画、雑記等々に楽しい話題を発信して

いけるように頑張っていこうと思っています。

今年一年間、お付き合いいただきまして誠にありがとうございました。

皆様よいお年をお迎えください。

明年も、どうかよろしくお願い申し上げます。