小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

国分寺の塔

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国分寺の塔

 大町小学校の頃に、たびたび遠足にきた五智の国分寺です。

 

塔を描くのは、初めてでした。

 

国分寺さんといえば、なぜか朱い色が強く印象に残っています。

 

遠足では、親から握ってもらった、梅干し入りの大きな、おにぎりを

ほうばったのでしょうね。

そして、おかずは、赤いビニールが被ったソーセージでしたか。

そして、端っこの金属の留め金を歯でちぎって食べたものです。

おやつは、すっぱくて、皮の厚い、大きい夏みかんでした。確か、皮むき用にと

あらかじめ、十文字に包丁めが入っていました。有難いことでした。

このころようやく市内にスーパーマーケットができて、遠足のおやつなどを

買いに行った思い出があります。

 

この行事一つを、みても兄弟が多かったのに、よく、やってもらって大変だった

ろうと、この年になり、しみじみと感謝しています。

 

その他にも、リュック、すいとう、着ていくもの、などなど

頭の下がる思いです。

 

そして、私物には名札付けなんかも、ありましたね。

 

作品については、国分寺の塔は、難しいデッサンでした。

上部に薄日が差していて、その表現が難解でした。

周りの緑と絡み合い堂々と凛とした様子を描かせていただきました。

この作品は、筆の動くままに、邪念なく描きました。