小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

前島密男爵ー64

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前島密男爵

上越市には、日本の父が三人、いらっしゃい ます。

今回は、最初に、「郵便の父」の前島密 男爵を描きました。

左側の、上に旧一円切手を、下に新一円切手を、中央に前島記念館を

そして右側には、男爵の銅像を、上には切手、葉書の名称を

中央には、郵便マークと郵便の父と出身地を描きました。

 

男爵は1835年2月4日上越市下池部で生を受け、以下

 13才 医学を学ぶために江戸へ

 36才 イギリスへ留学

 37才 郵便事業を創業

 53才 東京専門学校( のちの早稲田大学 )の校長

 56才 電話交換事業を開始

 84才 人生を全うされました。

 

男爵は「郵便制度の父」また「日本近代郵便の父」として有名です。

そして日本の官僚であり、政治家、実業家でもあります。

 

一円切手の肖像としても知られています。

 

成し遂げられたこと

 〇近代郵便制度を創設し全国に郵便局のネットワークを構築

 〇郵便為替、郵便貯金などを含めて郵便事業の基礎を築きました。

 〇「郵便」「切手」「葉書」の名称を定めました。

 〇電話官業の制定

 〇国字改良論者

 

令和2年 高田城址公園の、お花見の見頃も過ぎて、久しぶりに前島記念館へ

取材に、お邪魔してきました。

男爵の、とてつもない大事業を成し遂げられたことを、再確認させて、

もらいました。

同郷の人間として、誇りに思い、まさに、日本の父に、ふさわしい偉人で

いらっしゃると思いました。

 

取材した材料を見て、組み合わせの構想を考えるのに半日かかりました。

まず、左側の一円切手を、そして、既存の記念館を、右側には男爵の銅像

中央の上部には、出身地と郵便マーク、郵便の父  そして左右に切手、葉書

を描き、最後にバックを描きました。

切手のお顔と銅像のバランスが非常に難しかったです。