小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

日航機と海保機の衝突事故

 

 

羽田空港にて令和6年1月2日PM 6時前に日本航空516便が着陸直後に海上保安庁機と衝突事故がありました。

 

日本航空の379名の乗員全員が無事脱出され14名がけがをされ、海上保安庁の5名の尊い命が奪われました、ご冥福をお祈りいたします。

 

日本航空機に関しましては「全員無事の奇跡の脱出」まさに、その通りだと思いました。

航空機の関係者の皆さんのお話で、これは奇跡ではなく日ごろのたゆまぬ訓練や心構えの積み重ねでありますとの、お言葉でしたが、もちろん一番大事な大切な事柄とは、思いますが、機長さん,乗務員さん、乗客の皆さんの冷静で勇気ある行動、そして神、仏さんが見守ってくださったのではないかと思わずにはいられませんでした。

 

それにしても皆さんの沈着冷静で、ものすごい決断力と判断力、ともに助け合う心と、勇気ある行動に絶大なる拍手をお送りしたいとともに、人間として尊敬して誇りに思いました。

 

お話によりますと、機長さんの、航空機の中の最後までの乗客の安否の確認をされて、一番最後に航空機より降りられたとのことや、最初に滑走路の真ん中へんに航空機を止められたことなど、聞きまして、ものすごい技術と判断力と責任感をお持ちでおられ、ご自分はどうでも乗員の皆さんのことを第一に考えられての行動はまさに人間業とは思えないほどで、日本人として、人間として大いなる誇りに思いました、ありがとうございました。

 

そして日本航空では一年に一度の事故を想定した乗務員の訓練テストがあり、筆記と実務の試験があり、それに合格しないと飛行機に乗られないとの誠に厳しい積み重ねをされてこられたのだそうでした。

的確な判断力と、大きな声だしやテキパキで大きなわかりやすい動作などが求められ大いに活きて実践されたのでしょう。

それにしても、あの燃えさかる緊迫した中を、スチュワーデスの容姿端麗で頭脳明晰な女性の鏡みたいな、一見か弱しいと見受けられる方々が乗客の皆さんに「荷物は持たないでください」等々の大きな声での呼びかけや、ご自分の判断で的確な救急扉の位置を確かめての所作や、乗客の救助を第一に考え、ものすごく恐ろしかったであろうことを、平然と成し遂げられ、まして頑強な大の男でもしり込みするようなことを、職務とはいえ、とても人間業とは思えない所作で賞賛に値し、尊敬して、誇りに思いました、そしてご苦労様でした、ありがとうございました。

 

乗客の皆様も、我先になどの行動などを慎み、荷物は皆さん大事なものが詰まっているであろうと想像するのですが、その指示にも従い、またあらゆる指示に従い冷静沈着に行動され、お互いを助け合われたのでしょう、尋常では無く怖かったことと思いますが

よくぞ冷静に頑張られたと思い、賞賛の拍手をお送りさせていただきたいと思い、尊敬して誇りに思いました。

 

AIや、あらゆる機械や、テクノロジー等々が進歩して、ものすごい文明の世界になりつつありますが、何事も、最後の砦は人間の目、耳、鼻、頭等々での確認作業になるのではないでしょうか、現代人は文明の利器にどっぷり頼り、ついアナログな作業などを軽視する傾向にあると思うのですが、くどいようですが、そういったことの再認識が必要と強く思い願いたいものと思っているところです。