小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

『柴田長俊』展覧会を拝見して

令和6年3月28日 PM2時少し過ぎより小林古径美術館にての柴田長俊展覧会を拝見してきました。

 

明日から高田城址公園の第99回観桜会が開催されるのに、この23日よりいつも気にかけていましたが、はっと気づいて、そうだ車の駐車のことがよぎり、今日がベストだなあと車を走らせたのでした。

園内の道は、露天の準備される方々の車や道具、それに人々で、ごった返していて、通るのがやっとでした。

それでも今日は雨にも当たらないで皆さん良かったでしたね。

 

中に入って絵画が500号から1000号にまであろうかと思われる大きさの絵画がずっと並んでいて、その大きさに圧倒されました。

大きな絵画は、ほとんど人物が描かれて、私には、絵画の内容等は理解ができませんで

したが、何か人間の、作家の、生き様や一貫した熱き情熱や情念、魂みたいなものをひしひしと感じられました。

 

妙高山や、くびきのの風景等の絵画には、いろいろな工夫や仕掛けが、美しい色合いなど、私には到底手の届かない域に達せられておられ、ただ風景を描いておられるのではなく、自然の息吹みたいなものや、奥ゆかしい心情みたいなものも含まれておられるみたいで、感動をしてまたほんの少しですが学習もさせていただきました。

 

そして何点かの絵画には、でっぱりでなく、へこんだ部分があり、そこに強いこだわりがあられたのでしょうね、そしてどのような技法であられたのでしょうか。

 

そして日本画の画材の石類・筆・とぎ皿等の展示もされていました、私ら素人には勉強になりました。

それと、石を砕くのでしょうか、色を作るのに大変な、ご苦労だなあと思いました。

 

最後にアンケートの記入をさせていただきました。

柴田さんとは上越市立城北中学校の同級生でして、面識はなかったのでしたが、いつも遠くではありますが、自分なりに身近に感じさせていただいておりました。

アンケートには、そういう項目はありませんでしたが、そのことをお伝えしたくて書かさせていただきました。

 

ちなみに、私たちは第二次ベビーブームでして、中学校ではクラスが11組まであり、1クラス約50人として、550人ぐらいの同級生がおりました。

 

柴田さんのこのような一同の作品群を拝見したことがなく、この度、拝見させていただいて柴田さんの一生懸命な生き様や、絵画にかける魂みたいなものも感じさせていただいて、その偉大さに感服を致しました。

 

お陰様で今日は大変に実りある充実とした春の午後のひと時でありました。

 

小生も、恥ずかしながら絵描きの端くれですが、せめて柴田さんの絵画にかけられた魂みたいな姿勢などを学ばさせていただきましたので、ほんのわずかでも活かさせて作品作りに励んでいきたい気持ちで、叱咤されたようで、心新たになりました。

 

ありがとうございました、柴田さんのご冥福をお祈りいたします。

 

最後に柴田さんの心情が、パネルに書かれたおりましたが、子供のころの、生まれ故郷の風景がやはり生涯忘れられないと記されておりましたが、今まで手の届かないところにおられると思いましたが、正直な方でいらしたのだなあと、身近に感じられ、嬉しいやら安堵感やらで、今日拝見させていただき、よかったなあと、感謝しているところであります。

 

3月29日 いよいよ高田城址公園の第99回観桜会が、本日より開催されますね。

まだ開花には数日はあると思いますが、なんにしても、何か華やいだ気分になり嬉しいものですね。

今日のお天気は午前中は雨で午後からは晴れるとのことで、そして明日からはお天気みたいでして、桜の蕾も、一日一日と、ほころび始めるのでしょうね。

 

3月30日 昨日、少し早目の妻との外食の後で、PM6時半ごろから儀明川のコヒガンザクラを、ここは一分咲き牛来でした。

そして高田城址公園へ、北城高校の前を通り、司令部通りに、そして歩行者天国でしたので、自衛隊の方に、そこから上越大通りにて、桜はまだ堅いつぼみみたいで、ぼんぼりもきれいで、人さんも大勢出ておられるようでした。

 

わが家のトイレには、昨年の作品で「儀明川のコヒカンザクラ」の満開の私の描いた作品を写真にした小さな額が、小さな写真立てに掲げられていますが、もう少しでまたその雄姿見られるのでしょうね、楽しみであります。

 

昨日、私の三畳ほどの小さなアトリエの天井の40ワットのニ灯用の蛍光灯二台をLEDに変えて頂きましたが、ものすごく明るくなり、私も負けないで絵画作品に励まなくてはと思っています。

点灯も早いですし、何か長持ちをして、電気料金も安いらしいですね、長い間お世話になった蛍光灯の時代も、なくなるのでしょうか。