この年になっても、お盆を迎える時期になると、なにかそわそわして
嬉しいような、落ち着かない、そんな気持ちになります。
私は、バケツに水を入れて、雑巾持って先祖の、お墓掃除に
歩いて十分位のところなのですが、車に乗って向かいました。
お墓全体を濡れ雑巾で拭き、最後に肩付近より清水をそっと掛けて
お墓掃除を、終えました。
むし暑い日でして、あぶらぜみがジージーと、いそがしそうに鳴いていました。
そして、子供の頃の楽しかった夏休みを思い出しました。
小学校のころは、今頃、少ないお小遣いを使い、あずきのキャンデーをよく
食べていました。当時は5円でした、10円のアイスクリームはたまにしか
食べられませんでしたが、食べ終えた棒に、ヒット、ホームランの焼付があり
それが楽しみでした。
昨日は雨ふりで、お墓の彫り文字の溝の中に小さな青ガエルが潜んで
いましたが、いつの間にか、いなくなっていました。
ありがとうとの父母の化身でしたでしょうか。
お盆を迎える前のこの時期が、一番楽しいのですが、迎えた後は、いつも
何か寂しい気持ちになりますが、それでいいのですかねえ。
人生、メリハリも大事ですね。
水戸黄門さまでないですが、「人生楽ありゃ苦もあるさ」ですね。
作品については、門、石敷きのアプローチ、本堂、緑の木々
そして、青い夏空を描きました。
構図のとり方を考慮しました。
お盆を迎える、お寺の様子を感じられたでしょうか。