小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

寺町の墓参待つ八月のお寺

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寺町の墓参待つ八月のお寺

この年になっても、お盆を迎える時期になると、なにかそわそわして

嬉しいような、落ち着かない、そんな気持ちになります。

 

私は、バケツに水を入れて、雑巾持って先祖の、お墓掃除に

歩いて十分位のところなのですが、車に乗って向かいました。

お墓全体を濡れ雑巾で拭き、最後に肩付近より清水をそっと掛けて

お墓掃除を、終えました。

むし暑い日でして、あぶらぜみがジージーと、いそがしそうに鳴いていました。

そして、子供の頃の楽しかった夏休みを思い出しました。

小学校のころは、今頃、少ないお小遣いを使い、あずきのキャンデーをよく

食べていました。当時は5円でした、10円のアイスクリームはたまにしか

食べられませんでしたが、食べ終えた棒に、ヒット、ホームランの焼付があり

それが楽しみでした。

 

昨日は雨ふりで、お墓の彫り文字の溝の中に小さな青ガエルが潜んで

いましたが、いつの間にか、いなくなっていました。

ありがとうとの父母の化身でしたでしょうか。

 

お盆を迎える前のこの時期が、一番楽しいのですが、迎えた後は、いつも

何か寂しい気持ちになりますが、それでいいのですかねえ。

人生、メリハリも大事ですね。

 

水戸黄門さまでないですが、「人生楽ありゃ苦もあるさ」ですね。

 

作品については、門、石敷きのアプローチ、本堂、緑の木々

そして、青い夏空を描きました。

構図のとり方を考慮しました。

お盆を迎える、お寺の様子を感じられたでしょうか。