懐古の宵
小池至夫の画歴(展覧会出品作品)
題 名:懐古の宵
年 月:平成25年10月
出品先:上越市展
賞 :入選
作品号数:20号
取材先:高田公園
コメント:高田城四百年の祭典の模様を描きました。
冬の夜空の尖った三日月に照らされた、すきとおって、そして、ぴんと
はりつめたような色合いなどを感じて頂けたら、うれしいです。
単に夜空を黒々とするのではなく、青みがかっていたり、時には群青色
でしたり、白雲を濁らせたり、この作品で一番、気に入っていて工夫した
ところです。
この他にも、この作品の、月明かり、電灯の光、ろうそくの光、など
あらゆる光を表現したつもりなのですが、評価のなかったのは残念でした。
こどものころに、かまくらを作り,その内でロウソクを灯した時のぼんやりと
して、温かみのある、ほんのりとした、あかりを思い出しました。
冬の夜景を目一杯自分の感性で描いてみました。
冬の夜空の模様は苦労しましたが、良く表現できたと思います。
お堀とか散歩道などあくまで自分の感性で、思い切り
描きました。
この画面は、非常に色合いなど充実した作品になったのではと
思っています。
審査員講評;