小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

中秋の名月

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中秋の名月


中秋の名月を描きました。

令和3年9月21日の出来事でした。

 

夕方、直江津の「かつや」への外食に行く途中でPM6時少し過ぎに国道8号線

走っていたら東の安塚区方面の空に大きな橙色のお月様が、神々しく

ぽっかりと浮かんでいました。

早朝の太陽さんかと見間違えるほどに、ほんとに大きく見えました。

 

「かつや」さんでは、いつも、かつ丼の梅とサラダか、かつカレーの梅を

いただいています。

今日は、かつカレーのほうを、おいしくいただきました。

 

食事の後で急いで自宅に戻りカメラ片手に近所から見えるお月さんを

取材しました。

さっき見たのと違い、少し小さめで白っぽく、おとなしげに見えました。

あらかじめお月さんの出るところを想定して昼間、写真にて取材しておきましたが

その場所にお月さんが出ていなく、空振りに終わりました。

そして、ぎりぎりでPM7時からの「おもうまい店」を見るのに間に合いました。

次の日の昼間に、昨夜と同じ場所のところを写真にて取材し直しました。

 

作品については

昼間の取材写真で下描きをして、お月さんの位置と大きさをきめて

スケッチをしました。

下の民家などを描き、電信柱と電線にうつり、お月さんを描きました。

窓明かりも、ピンク、薄黄色、黄色など工夫を凝らしましたが写真写りで

色合いが出ませんでした。

写っていませんが、お月さんも詳細にウサギさんが餅つき?かは

わかりませんが描いてあります。

そして雲を描き最後に空を少し薄めに描きました。

そして月明かりに照らされた様子を、電信柱、雲、民家の屋根、樹木の上場

などに、それぞれ描き、電線を再度に描き、空の雲に陰影をつけました。

そして電柱についている外灯を数か所描きました。

 

難しかったのは、民家、樹木、電柱、月、雲、空などの夜の暗闇での

色合いのつけ方でした。

あまり濃い目に描いても、色を付けすぎても、塩梅が難解でした。

余談ですが、以前に難解のことを「南海ホークス」などと冗談を申して

いましたね、私も古い人間ですね。

いつもそうですが細い電線も描きづらかったでした。

一番こだわったのは、お月さんの大きさをどのくらいにするのかと

白か橙か黄色かの色合いの決め方でした。

あえて輝やく星は、お月さんを強調したいと思い描きませんでした。

そして、夜空の雲は、目立たないぐらい少なかったようでしたが

多めのほうが、お月さんとの対比が整うかなあと思い描いてみました。

最初の薄めの空の方がコントラスが、あって素敵でしたか。

でも絵描きの性でしょうか、どうしても色を付けてしまいますね。

そういう常識にとらわれるところが、良いのか悪いのか

思い切りがないのが、良くないのでしょうか。

でも、やっぱり夜空は暗いのです。

 

 

中秋の名月は初めて描きました。

描き終えてみて、何か歴史の1ページに足跡を残したみたいで

良いことをしたみたいな気持ちになりました。

 

この作品も大きさが3号の小作品なのですが、かえって構えないで

描けるので今後も気軽に、思いついた事柄を、どんどん作品に

挑んでいきたいと思っています。

 

最後に、この絵画をクリックしていただいて大画面で、存分に

お月さんと秋の夜空を堪能してみてください。