小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

白きシュウメイギク彩る秋なかば

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白きシュウメイギク彩る秋なかば

十月初旬に、久しぶりに花木に水やりをしていたら東の隅で白いシュウメイギク

美しく清楚に沢山咲いていました。

すぐに創作意欲が湧き出まして、写真にて取材しました。

 

作品については、

まずシュウメイギクをスケッチして何本か花茎を失敬して実物を観ながら

色彩を付けました。

そして、左右に椿をスケッチして同様に葉っぱをそして色付けをしました。

右下に江戸萩を同様にして描きました。

下の方には,シュウカイドウを描きました。

真ん中へんに、つつじを描きました。

上部は隣のヒバの垣根を描いてあります。

そして最後に隙間の陰を描きました。

 

なかなか込み入っていまして、一つの植物づつ順番にスケッチし色づけし

描いていきました。

そして、新たな植物をスケッチして色付けまで終わらせて

また次の植物に、そうゆうふに創作活動をしました。

 

一生懸命描きましたが、なかなか自然界の美しさまでには到達できませんでしたが

中秋の白き清楚なシュウメイギクを思い浮かべて頂けたなら、

何より、うれしいです。

 

いつもそうなんですが私は取材も作品の完成写真もデジカメを使っているのですが

デジカメの機能を最大限酷使すれば、プロ顔負けの写真を皆様へ披露できると

思うのですが、わたしの頭と腕の未熟さが災いして残念至極であります。

アナログで取説を読んでもよく理解できないのです。

 

主役のシュウメイギクは、ぱきっと表れていますが、それ以上に皆様に見て頂きたい

いぶし銀のような、後ろのヒバの垣根の葉っぱの明暗だとか小枝、そして、椿、江戸萩

シュウカイドウ、つつじなどの詳細などをぜひ見て頂きたいところです。

縁の下の力持ちのわき役があってこその主役の存在が際立つのだと思うからです。

 

余談ですが

世の中は国民がいなければ成り立ちません。

会社でも社員がいなければ成り立ちません。

ドラマの世界でも名わき役がいなければ名ドラマが作れません。

将棋の世界では歩のない将棋は負け将棋と言われています。

 あの一番無力と思われている、たかが「歩」ですが

 歩の存在価値が守りにも攻めにも何よりも大きいのです。

 そして、敵陣に入れば、まむしの、と金になり大暴れです。

 

そう考えると私たち庶民も大変な存在価値を有していると思いますので

堂々と胸を張って、おおいばりで大行進しましょうか。

 

絵画のほうは、全体を緑の植物で覆ったことは初めてでしたが、何かしゃれて

シックな感じになったのではないかと思っています。