小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

雪が降るー59

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雪が降るー59

1月の20日ごろでしたか、雪がしずかに降っていました。

こんな日は、積もりそうな予感がします。

なにか、少年時代の不安、楽しさ、そして背伸び いろいろ、ありました。

 

♪ 雪の降る街を 雪の降る街を 想い出だけが

        通り過ぎてゆく 雪の降る街を 

                 遠い国から落ちてくる   この想いでを       ♪

 

この作品は、大きさが三号で描いてあります。

雪国の静かに降る雪の様子を感じて頂けたらと思います。

わかりずらいと思いますが、空には、ほんの少し青空が描かれています。

雪空でも、こういうことがあるのです。

 

こんな日は、掘りごたつに入り、しょっぱい野沢菜の漬物でも食べながら

ご近所仲間とお茶のみをして、じょんのびして過ごしていたのでしょうね。

もちろん、こたつは電気ごたつではなく、火で、おこした、「すみ」か「たどん」で

暖をとっていました。

そして、熱かったときには、灰をかぶせて調整したりしていました。

また、足を乗せた金網の感触が今でも鮮明に浮かんできます。

 

昔の良き時代に戻りたいものです。