1月の20日ごろでしたか、雪がしずかに降っていました。
こんな日は、積もりそうな予感がします。
なにか、少年時代の不安、楽しさ、そして背伸び いろいろ、ありました。
通り過ぎてゆく 雪の降る街を
遠い国から落ちてくる この想いでを ♪
この作品は、大きさが三号で描いてあります。
雪国の静かに降る雪の様子を感じて頂けたらと思います。
わかりずらいと思いますが、空には、ほんの少し青空が描かれています。
雪空でも、こういうことがあるのです。
こんな日は、掘りごたつに入り、しょっぱい野沢菜の漬物でも食べながら
ご近所仲間とお茶のみをして、じょんのびして過ごしていたのでしょうね。
もちろん、こたつは電気ごたつではなく、火で、おこした、「すみ」か「たどん」で
暖をとっていました。
そして、熱かったときには、灰をかぶせて調整したりしていました。
また、足を乗せた金網の感触が今でも鮮明に浮かんできます。
昔の良き時代に戻りたいものです。