雪国の平野部の、珍しく、雪のない一月でした。
藤新田より南葉山を描きました。
アノラックを着ていましたが、手が寒さで、かじかむ、ようでした。
曇り空のなか、立ち姿で、何時間も、夢中でスケッチしました。
心に余裕があったのでしょうね。
若かりし頃の、会社の休日の午後でした。
当時は勤務先での仕事が軌道に乗り、楽しかった時代でした。
作品については、見える山は南葉山で、平場には、水田が広がり
所々では畑もあります。
雪に覆われた南葉山を丁寧に描きました。
一年の役割を終えた田んぼの、ほのぼのとして、穏やかな雰囲気が
伝わってくるでしょうか。