高田公園の六月初旬の、まだ水面より立ち上がれていない蓮の景色です。
もう、ひと月 もすれば立派に立ち上がり、きれいな白やピンク色の花を見られる
と思うと、楽しみです。
お盆のころが最高の見ごろと思います。
水面と蓮の葉の、色彩の強弱が魅力的でした。
空気の、澄み切った、少し,ひんやりするような、すがすがしい
早朝の取材でした。
こんな素晴らしい朝は一生のうちに、どのくらいぐらいあるでしょうか。
心が洗われるような、そして神秘的で気持ちのいい朝でした。
自分自身も充実していたのでしょうね。
取材したのは平日の朝でした。
作品については、早朝の、お堀に生育している蓮の葉を描きました。
奥の黒々した葉っぱから、手前の少し薄めの葉っぱ、そして、一部では
茎が立ち上がっているのもあり、昨年の残った茎も
鏡面のように見えたりしている、お堀の水面の描写が難解でした。
朝方のひんやりした空気と、ほんの少し甘い匂いの漂いなどを
感じて頂けたら、うれしいです。