小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

妙高山雄姿のもと妙高ビジターセンター建設

令和3年2月22日 AM9時40分ごろ高田を出発して妙高山

向かいました。真っ青の青空の良いお天気の日でした。

池の平は、このところお天気が続いてのせいか道路のアスファルト

薄渇きしていました。

今日の目的は妙高ビジターセンターの取材でした。

ビジターセンターは、今までの資料館とフォンドレスをなくして、

代わりに建設中の施設建物です。

 

妙高山に久しぶりに、対面しました。

流石、すばらしい絶景でした。

妙高ビジターセンターも堂々と存在していました。

 

そして、ビジターセンターのすぐ妙高山寄りに、いもり池があります。

 

作品については、妙高山の稜線のアウトラインを描き、真っ青の青空を

そして、妙高山を、下の林を、ビジターセンターを、手前の雪原と除雪した

雪山を、駐車場を、最後に道路を描きました。

制作日数は一週間ぐらいでした。

 

妙高山、今までに何十枚描いたでしょうか、それでも飽きないのです。

春の若葉に彩られた薄紫色、初夏の空気の澄みきった青色、夏の暑い日照り

に向かう黄緑 色  、 秋の燃えるような紅葉の赤、黄色、そして、

冬の厳寒の雪の白色、 そのほかにも朝日、夕日の風情、白雲に覆われた等々

また上越市よりの姿、関山よりの、いもり池からの、野尻湖からの、

方向により 形、印象も変わり千編晩夏なのです。

そして、美しく気品に満ちていて郷土の私たちの自慢の山でもあります。

 

 

手前の雪原は、太陽熱や風光で出来たであろう凹凸の模様を表現してみました。

今までにない一番工夫したところです。

そして、冬の凛とした青空も味わっていただきたいところです。

 

ビジターセンター建設途中の二度と出会えない場面を作品にしてみました。

 

三月に竣工と聞いていたのですが、内部の資料館の展示が専門的になり

大変なので令和4年、いわゆる来春のオープンになるらしいです。

ただし仮オープンで場内の説明やら、おトイレの使用等は今年の10月ごろ

にできる予定とのことです。

少しでも早くのオープンにと、心待ちにしているところです。

 

センター内で至福の珈琲を頂きながら、ゆっくりと妙高山と いもり池を

眺めてみたいです。

そして、センターの内部の出来上がりも楽しみです。

 

竣工後、大勢の皆様で、妙高山を眺めたり、いもり池を散策したり

センター内を見学したり、休憩したり、季節の移ろいを感じたり

人々の、心のよりどころになれば 訪ねたことが良い思い出になれば

そんな、妙高ビジターセンターが上記のきっかけになれば、こんなうれしいことは

ないですね。

 

雪解けが進み、ゴールデンウイークのころには妙高山の伏流水で育った水芭蕉

群生がひときわ美しくみられることと思います。

 

 

ここは、池の平ですが、すぐとなりには赤倉温泉があります。

明治時期に活躍された岡倉天心画伯が、妙高山と赤倉の地をこよなく愛して

しまいには終の棲家として、過ごされました。

東京美術学校を創設され、のちの東京藝術大学の初代学長をも務められました。

門下生には、横山大観、下村観山、菱田春草画伯らが、おられます。

そして、画伯の山荘なき後には、岡倉天心六角堂が有志の皆様の協力のもとに

建てられたそうです。

 

岡倉天心画伯も愛された風光明媚な、この地へ、ぜひとも、おいでください。

いつもは4月の中旬ごろになれば、木々の活動も盛んになり、おおいに春の息吹を

感じられ、期待に応える妙高山、いもり池の散策を楽しんでいただけると

思います。

でも今年は雪が深かったので活動の時期が一週間から十日ぐらいずれるかも

しれませんが。

そして、新装になった妙高ビジターセンターも。

 

 

 

 

 

 

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妙高山雄姿のもと妙高ビジターセンター建設