小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

アマガエルとケイトウの花

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アマガエルとケイトウのはな

二ホンアマガエルとケイトウの花を描きました。

昨日まで新潟県でコロナの規制が二週間ぐらいありましたが

おかげさまで有難く本日解除されました。

 

9月17日 朝5時半に起きて縁側の厚地のカーテンを開けたらレースのカーテン越しに

ケイトウの花の上に二ホンアマガエルが下向きに、居座っていました。

 

我が家ではケイトウの花が、四本同じ位な高さで育ちましたが

その中でも一番高い花の上に、載っていたのです。

あんな小さなカエルが、花の高さを下から見て判断できたのでしょうか。

不思議に思いました。

 

そしてAM11時半ころには上向きに、なっていました。

夕方には、もう少し上の方に、いました。

何か、おいしい虫などの、ごちそうにでもありつけるのでしょうか。

次の日の朝方みたら、いませんでした、昨夜来の雨で退散したのでしょうか。

 

それにしても私の背丈より高い花の上にどうやって昇ったのでしょうね。

感心しています。

 

作品については

花のバックには、明るめの曇り空が描いてあります。

あのビロードのような、素敵な赤色は、そして花びらの微妙な凹凸も

なかなか難しかったでした。

自然の素晴らしい色合いには、なかなか到達できませんでしたが幾度も 々

加筆を繰り返し、渦の中の濃い色とか花びらのヘリの少し光ったところとかを

辛うじて描くことができたのではと思っています。

そして二ホンアマガエルは、パソコンの資料なども参考にして描きました。

葉っぱに関しては、表側、裏側のそれぞれを写生して描きました。

花の幹も黄色、緑色、そして赤紫の筋を入れたり楽しい作業でした。

赤紫色とは十年前ぐらいに出会いまして、とてもインパクトのある色で、ここぞという

ところで大変に重宝しています。

人さまからケイトウの苗をいただいた時には、ほんの小さくて、しかもしおれたみたいな弱々しい感じでしたが、その苗の力強い変身ぶりには驚くばかりでした。

 

偶然の出来事を作品にしてみました。

72歳になったばかりでの、良い記念になりました。

アマガエルのお陰と感謝しているところです。