小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

アルストロメリア 晩秋に対峙

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アルストロメリア 晩秋に対峙

11月初旬の我が家に咲くアルストロメリアを描きました。

 

この時期になると咲く花も少なくなりましたが、この花が晩秋に負けないぐらい

自己主張して堂々と咲いていました。

 

お隣のブロック塀をバックに二株のアルストロメリアを描きました。

最初に花を下描きしバックの塀も描き、花の大体の色付けをしてブロック塀の

色付けしてそれを仕上げ、再度花の仕上げをしました。

 

花はもちろんですがブロック塀も描いているうちに楽しくなりました。

 

全体的に写真写りがブロック塀などの一部に下塗りの黄色味がかった色が、

出てきたりしてそぐわない面もありますが実物絵画は、その色が消えて

ほどほどに仕上がっていると思います。

 

この作品は初めに無機質のブロック塀のバックはどうかなと思いましたが

描いていくうちに、花も塀も、どちらも、ほどよく主張しあって良かったなあと

思うようになりました。

どちらも、俺が俺がでは、世の中と一緒で、うまくいきませんですものね。

 

花を描いた作品としては、満足した一枚になりました。

 

アルストロメリアは確か年に何回も花開いて咲いていると思いますが

そういうたくましさもありますが、いつも大変に美しく自己主張していて

まるで貴婦人みたいに素敵で、いつか描いてみたいなあと思っていたので願いが

叶い満足して、ありがたかったです。

 

美しい花なので、あえてたくさんの株を描かないで花びらを強調してみました。

 

後日に、知人からあの花のブログ見たよ「きれいな花だね、なんという花なの」

私は「アルストロメリア」と教えてあげました。

そうすると知人から「あんたの絵画を求めたいというオファーくるでしょう」

なんと夢のようなお話をいただきました。