小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

『川渡餅ヤーイ』 「川渡餅ヤーイ」の風習

新潟県上越市の高田、直江津地区で11月30日、12月1日の二日間限定で、上越市ゆかりの戦国武将上杉謙信公に関連した、あんころ餅(川渡餅)の販売が市内の菓子店やスーパーなどで行われています。

 

川渡餅(かわたりもち)とは、もち米をふかしたものに、粒あんこしあんでくるんだ一口サイズの餅のことです。

あんこが厚くくるんでありますので、実際は三口ぐらいで食べています。

価格は税抜きで一個130円で販売されています。

 

以前は、高田地方では12月1日の早暁を破り、「川渡餅ヤーイ、川渡餅ヤーイ」と声も勇ましく売り歩く風習がありました。

 

『川渡餅の由来は』

今から450年前1561年(永禄4年)上杉謙信公は永遠のライバルだった武田信玄公との川中島の戦いのため、出陣前夜に兵に餅を配り兵の士気を高め、濃霧の中、川を渡り勝利したと伝えられています。

 

それ以来12月1日に無病息災を願い食す習慣として伝えられています。

 

今では11月30日夜半から12月1日の明け方にかけて食べると厄除けになるとか無病息災を祈念したりとか伝承されています。

 

我が家では、今日(11月30日)妻がいつものお知り合いのお菓子屋さんから、この「川渡餅」を買ってきてくれ,神さんと仏さんにあげて、お参りしてから、夕飯に、お米代わりに、いただこうと思っています。

 

上越の毎年の風物詩として、この時期に「川渡餅」をいただいており、厄除けや無病息災を願ったり、これから起こるであろう厳冬の冬を乗り越える起爆剤としても、一役を担っているのではないかと思われます。

 

それにしても一年たつのが早いですね、これからめくるとカレンダーも残り一枚になりますものね。

 

12月1日 昨夜と今朝方で、おいしく「川渡餅」をいただきました、やはりあんこが厚く、たくさんついていたので、一口では、食べきれずに三口でいただきました、甘くてとてもおいしかったでした、粒あんと濃いあんをいただいたのですが、粒あんの方がより甘く感じ、こしあんの方がさらっとしていて、両方ともおいしくいただきました。

 

あれは50年以上前の話ですが東京での会社勤めの時に、ひと現場が終わり、何日か休みをいただいた時に、先輩が大福もちを20個ぐらい買ってきて、二人がして、何個食べられるかと、牛乳を片手に挑戦してみましたが二人とも5個づづ食べたら、おいしかったのですがそのうちに胸やけがしてきて、そんなに食べられないものだなあと、大笑いしたことを、甘い餅で、思い出しましたもので。

 

朝方のお天気には助かりました、ほとんど雨あわずで、二時間近く私の冬囲いの分野を、終えることができました、すぐにでも雪が降りそうな気配で気になっていたことなので、本当に肩の荷が下りました。

今冬は雪が少ないのではないかとの予報でしたので、のんびりしていまして、何もかも冬を迎える準備がぎりぎりになり、晴れ間のあるうちに、今度からは早め早めに行いたいと思いました。

 

将棋界では『風邪をひいても後手ひくな』という格言がありましたね。