小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

妙高高原に待ちに待つ芽吹きの春

妙高高原に待ちに待つ芽吹きの春

令和6年、新年度最初の絵画を披露させていただきます。

 

令和5年12月19日より年を越して令和6年1月8日に完成しました。

 

作品は3号の大きさで描いてあります。

 

絵画をクリックしていただいて大画面でご覧になられてみてください。

 

ただ今1月8日(成人の日)のPM4時少し前になりますが、このブログを綴っています。

 

制作については12月19日より24日にスケッチをして、1月8日のPM3時5分に完成しました。

 

色彩の工程としましては、最初に山のアウトラインを縁取りをして空に向かい、そして妙高山にかかり、山の上部の雲にかかったところを描写して、真ん中の杉林を、そして広葉樹の林を、そして下の小さな木々を野原を、そして散策道を、手前の木柵を、下の水芭蕉を、そしてほんの少しのいもり池を、そしてサインをして完成に至りました。

 

この作品は昨年のゴールデンウイークのあたりでしたか、もう少し前でしたかの時に取材した写真があったもので、何か面白そうでしたので作品にしてみました。

 

写真の空と妙高山が、春独特のもやって写っていまして、表現するのが大変で、かなりアレンジをして描いてあります、作品の写真では原図と違い、鮮明さが欠けてしまっているのが心残りですが、非常に面白味のある表現になっております。

 

真ん中の広葉樹は一見秋景色に見えますが、樹木の葉っぱのではじめは、薄い緑色ではなく、萌黄色に色づいているものですから、ご理解くださいませ。

そして若葉のいろいろな色あいなども、堪能してください。

 

その下あたりに、春が来てさっそく芽生えたばかりの黄緑の草わらも描いてあります。

 

下の野原と小さな木々ですが、これも写真写りが鮮明でなく、アレンジして描いてありまとめるのに苦労しました。

この作品の一番難解で、まとめるのに苦労した部分でした。

野原も、何気なく描いてあるようでも、込み入ったいろいろな表現が細工してありますので、見落とさずに見ていただきたいところです。

 

下の散策道はこのような色あいの簡易アスファルトでして、その下のわかりずらいですが水芭蕉も描いてあり、その下にちょこっといもり池も描いてあります。

 

妙高山は、あいにく上部が隠れていますが、左右の奥山ですか雪山も描いてあります、そして赤倉温泉スキー場等々の残り香、いわゆる残雪の個所を白色にて,小粋に洒落た感じで、さっと動きもあり、ここがこの作品の一番の見せ場、見所でして、ぜひ原画を鑑賞していただきたいところです。

 

奥山の雪山の微妙な表現や、妙高山の山肌や樹々の生え具合などの、小粋な表現も、特に鑑賞していただきたいところです。

 

3月には雪解けとともにだんだん暖かくなり、そして四月下旬からゴールデンウイークにかけて、このような待ちに待った春景色に遭遇し、素敵な妙高高原に出会うのではと思いますが、一足早く、この作品で高原の春を満喫されてくだされば幸いです。

 

手前味噌ですが力強く、しゃれっ気もあり、どこも手を抜くことなく、満足する絵画に仕上げてあり、是非とも原画を鑑賞していただきたいところです。

 

小生の解説などを思い起こされて、上から下まで、ゆっくりと、眺めて、独自な色あいの表現、つけ方等々をじっくりと味わいながら鑑賞していただけたなら、本当にこの作品を作り上げた甲斐があり、救われるものと思っているところです。

 

皆様にお叱りを受けるのではと、でも、ふっと思ったのですが、小生の絵画をほとんど

「ロハ」で見られるのがいけないのでしょうかね、絵画のお好きな方々だったら、たぶん、見ていて興味がわき単純に面白いものと思うのですが、世の中難しいものですね、また女々しいことを申し上げてしまいましたかね。

料簡が狭いですかね、見て頂いているのにですね,でも  でも  でもですね。

有料にすれば、怖いもの見たさに、どん欲に  一律あるかも  ?

 

絵画を好きな方々には、いつか分かり合えるものと、そしてたくさんの方々に巡り合えるものと、淡い期待をもって、またまた絵画制作と、このブログづくりに励もうと思っているところです。

 

1月9日 先日のTV で、経済界の新年会でのインタビューで某大手企業の方々は「賃上げ」について、お一方は10%を、もう一方は16%を上げますと確約されておられました。

小生は以前から、あんなに利益を上げておられるのに、それを実行しなかったことに対して、すごい憤りを覚えていて、経済界は何を考えておられるのかと、理解に苦しむことしきりでした。

 

昔の方々は、言っておられました【お金は天下の回り物】と、まさにその通りだと思っているところです。

 

内部留保等ばかりをしてため込んでも、そのお金の運用先も限られてきていたり、死に金とは言いませんが、けっして活きた、お金の運用ではなく、結果、企業のためには、ならないことにと、将来のことを熟慮されたのでしょう。

 

ある方が、おっしゃっておられました『一部の株主のことだけに気を取られ縛られて、でも株主の皆さんは長い目で見れば、その企業が先行投資をしたり設備投資をしたり人材を大事にしたりして、挙句企業がより業績を伸ばされれば、ご自分たちのところへ、より多く返ってくるということを認識されれば、そういうことを企業側が説明して納得を得られる努力を怠っておられたのでは』

そして、失礼な申し方かもしれませんが、日本の生末や企業の生末など、深く考えられた結果なのではとつくづく思っているところです。

 

大切な人材は、シャープペンシルの替え芯とは違い、決してスペアでは賄いきれないものと思い、また会社のために答えてくれるものと確信しているところです。

 

この日本丸を政治家、企業人、そして国民の皆様で、乗り切り、幸福に暮らしていけるように、そして将来の人々の礎になりたいものですね。

 

自宅を10時頃出て、高田公園へ絵画の取材に行ってきました。寒くかんじて、いましたが、大変良いお天気でしたが、カーブで車が滑りそうになり、それからは慎重な運転を心がけました。

だいたいの構想がありましたもので、そこに一直線に向かい、思い通りな構図がありましたもので、いい取材ができました。

これから制作に入ろうと思っていますので、ご期待くださいませ。

 

新聞の一面に掲載されていましたが東京都文京区目白台の旧田中角栄邸が火事で全焼されたとのこと、お見舞い申し上げます。

怪我人等がなかったとのことが不幸中の幸いでした。

角栄さんが生前に池の鯉にエサをあげている姿などTVに映し出されていましたが、寂しくなりましたものですね。