小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

幼き思い出の町、大町五丁目今井邸

f:id:NORIO_GAROU:20190913152859j:plain

幼き思い出の町、今井邸

私の生まれ故郷の町の、元染物屋さんの建物です。

町家の間口は、せいぜい二間から三間(5・4メートル)位のものですが

物凄い間口です。隆盛を、ほこられていたのでしょうね。

幼少のころに楽しく遊んだり、母親に手を引かれ東本町小学校の入学式に

この雁木を歩いたことを懐かしく思い出しています。

 

作品については、屋根のアウトラインを描き、空を、そして、旗を、建物を

趣ある木製ガラス戸も、雁木の土間、側溝、アスファルトの道路を

描きました。

 

そう言えば、この道路は確か小学校の低学年の頃には、まだ砂利道

でほこりが舞っていました。

ニ、三年後にアスファルト舗装されました。

そして舗装したばかりで黒々して、まだ湯気が出ていて、その上に白い粉が

まかれて、初々しい様子を鮮明に覚えています。

子供心に嬉しかったのでしょうね。