小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

春日山神社 夏の緑につつまれて

春日山神社 夏の緑につつまれて


8月4日 午後一番に春日山春日山神社へ取材に来ました。

 

観光客と思われる大勢の親子連れに出会いました、そして近くの

売店では冷たいアイスをいただいておられる方々も、車のナンバーも

他県が多くみうけられ観光地であるという認識を再確認しました。

 

皆様は謙信公と春日山城跡のロマンに触れあいに来られたのでしょうか。

 

ここは上杉謙信公を祭神にまつられた神社です。

 

祭神(さいじん)とは、その神社に祭ってある神のことなのだそうです。

 

山形県米沢市上杉神社より分霊されて明治34年(1901年)に童話作家

小川未明の父であらせられる小川澄晴氏によって創建されました。

 

春日山の中腹に建立されていて、小さな駐車場に車を止めて、目の前に

5メートルぐらいの石垣の上に謙信公の、りりしい立ち姿の銅像があり

そこを右に10メートルぐらい行ったところに春日山神社があります。

途中で懸社 春日山神社との石碑が立っていました。

 

絵画制作においては、スケッチに5日、色付けに10日と絵画の裏面に

記されていましたが、お盆もはさんでいるので実働は定かでは

ありません。

 

色付けはスケッチの後で松の木と枝から、右のもみじの木と枝を描き、

社殿の屋根、そして神社名札、下部の骨組み、幕、しめ縄、さい銭箱、障子戸

階段等を描き、四体の狛犬に向かい、境内の通路部分、そして小木より木の葉を

もみじ、松と木の葉を描き、最後に曇り空を描き完成しました。

 

途中で社殿の細部の確認と狛犬で一回、松と、もみじなどの模様で一回

再三、取材に通いました。

 

構図のとり方では縦長か横長かで検討してダイナミックに見えるであろう縦長に

社殿の大きさと位置、境内の長さ、社殿の上部の木々の広がり方と木の葉の間の

空間の間そして空の白雲の範囲等を考慮して制作しました。

 

それから社殿の柱の太さ、桁のせい、障子戸の幅と高さ、そして狛犬の大きさ 

と位置 等々や、それらのバランスの取り方など苦慮しました。

それらは頭で考えてもわからないので、ぶっつけ本番で描いてみて、再度修正

しての繰り返しでした。

 

松の幹と葉の描き方や、もみじの葉とかの重なり方や奥の木々の描き方や

社殿の各部分の細やかさや狛犬4体の描き方などにも考慮し工夫しました。

是非とも鑑賞していただきたいところです。

 

わかりにくいと思いますが社殿の内部中央部の左には太鼓を、右側には白紙に

春日山神社と書が書いてあるのを描写してあります。

 

神社の参道の両脇の、薄茶色の部分は、砂味が敷き詰められていました。

 

深い森の緑に包まれた、奥ゆかしい、そして苔むすような境内、

社殿の様子など、そしてまた真夏のさなかでも、どこかひんやりするような

雰囲気なども味わっていただけたなら、本当にうれしい限りです。

 

久しぶりに社殿等の細やかさを描かせていただきました。

 

もみじの緑色と松の葉の色合いが、ぼやけての写真写りが、残念至極ですが

それ以外は、絵画の感じがが出ていると思いますが実物の絵画を見れば

ほれぼれすると思いますので是非見て頂きたいものです。

 

そしてそして、絵画をクリックして全体画面で味わってみてください。

 

初めに当社の案内の方に、お伺いしたところ「春日神社」は数々あられますが

春日山神社」は、ここでの一社だけなのだそうですと、勉強させてもらいました。

 

境内の東側には下へ降りる134段の石段があり、そこは駐車場になっています。

上から見下ろすと近くには深い森があり、その先には頚城平野が広がり上越市

街並みが、そして遠くには東頚城の山並みが林立していて絶景なのです。

またまた創作意欲が、湧き出してきまして秋口には是非とも、この風景を描いて

みたいと思っています。

ご期待くださいませ。

 

狛犬とは

神社の社殿や社頭の前などに置かれる一対の獅子や犬に似た獣の像

魔よけの力があるといわれ昔は宮中で几帳(きちょう)や、屛風(びょうぶ)のゆれ動く

のを抑えるとしても使われました。

架空の動物、霊獣とされています。

邪気を払い神前を守護する意味も、ありました。

社殿に向かい、右側に口を開けた阿(あ)、左側に閉じている、吽(うん)の狛犬がいます。

もともとインドのサンスクリット語の最初の「あ」と最後の「うん」を表していて

「宇宙の最初と最後」を意味していると、いわれています。

 

巷では、ツーカーのことを「あ、うん」の呼吸とか、言いますかね

 

おりしも、今日は8月21日で第97回謙信公祭のメーンイベントの日と重なり

謙信公が、私のブログ制作日との、お導きをしてくださったのでしょうか。

本当に奇遇ですが感動と感謝の気持ちでいっぱいです。

 

作品をご覧になられた方から「社殿の屋根の上の深い緑が絶妙にいいね」

とのお褒めの言葉をいただきました。

本当は絵画としては、屋根の上から少しあがったところから描くと

まとまりがいいのですが、あえて苔むすような情景を醸し出すために

そのように縦長の構図で描いてみました。

 

謙信公役には過去にガクトさんが幾度かされたりしていましたが、いまだかって

現役の市長が、されたのは最初だと思われます。

中川幹太市長がこの度、謙信公役に、22日の上越タイムス一面にその雄姿が

写真入りで掲載されていました。

同じく新潟日報の朝刊一面にも集合写真入りで掲載されていました。

いつも思うのですが上越市のためにとの市長の行いには、感心し称賛の拍手を

送りたい気持ちでいっぱいです。

そして今後また、ご活躍のほど、そして上越市を前面に大きく押し出す方向で

市政運営をよろしくお願いいたしたいと思っているところです。

 

 

そして謙信公が祭神の神社を描かさせていただいて光栄に思っているところです。

 

そう云えば私の思い出シリーズの「がんこ浜と小川未明先生」で「雲の如く 」

の石碑を描かせていただきましたが、この神社の境内に建立されています。

 

9月8日 今朝この絵画を見て、ふと思ったのですが、向かって左の松の木ですが

もしかして謙信公の懐刀として見守っておられるのでしょうか。

あまりに、この社殿と釣り合っていると思ったものですから。

 

 

今年の我が家での出来事ですが、地植えの、「みょうが」の実が大変に大きく

沢山の収穫があり、そして時期も早く取れ、うれしい限りでした。

これも例年になくの毎日の水やりのおかげなのでしょうか。

刻んで、鰹節をかけ、そして醬油をかけて頂いたり、ナスと共にみそ汁にしたり

冥加の酢漬けにしたりと、おいしくいただきました。

 

それにしてもコロナ感染は、大変ですね、いやですね。

近日は、あまりにも身近な方たちが、感染されておられるみたいですものね。

上越市でも、本日8月21日一日で400人を超えたとのことでした。

私は今月の30日に第4回目のワクチン接種の予定ですが。

素人考えと思いますが早く風邪のインフルエンザみたいな感覚に

とらえられるように、なれば良いなあと思っているところです。

 

8月17日より21日まで上越美術協会展覧会が高田本町ビル5Fにて

模様されました。

小生は20号の水彩画を2作品「秋色の休日」「徳合に春巡りきて水ぬるむ」で

参加させていただきました。

提出時に、あらかじめ開催後に高田本町商店街のお店に貸し出しの是非が

ありまして承認していましたところ、「秋色の休日」の絵画が、そのように、

なったみたいで今後、どこかのお店に飾られて披露されるみたいですね。

期間はおよそ一ヶ月位とのことでした。

たくさんの皆様に鑑賞していただければ、描いたかいがあり、このうえない

喜びです.

そして作品も喜んでいると思います。

 

何人かの方に、この美術展の案内はがきで開催の案内と小生の二枚の作品参加

とのことを合わせて、おいで下さいとお願いしていたところ

ある方は何人かで見て頂いたらしく

  「一生懸命描いてあって、棚田の絵画も良かったよ」

ある方は、奥様と一緒に見に行かれたとのことで

   「奥さんが妙高市の出身とのことで妙高山の絵画を興味深く見て来ました」

ある方は

   「あなたの作品は独特なので、数多の展示の中にあっても、すぐわかるんですよ

    ね」

またある方から、ご連絡をいただいて

   「あなたの作品の評判が良くて、あなたのフアンがたくさんおられましたよ」

とそれぞれ大変にありがたい、恐縮するような何よりな、お言葉をいただきまして

コツコツ描いていて、良かったなあと思い、一生懸命に描いていれば誰かが

みていて下さるのだと、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。

世の中捨てたものではないですね、良かったです、嬉しいものですね。

お話をお聞きして、わかったのですが、こんなにも私の絵画を熱烈に応援してくださる方が、おられるとは知りませんでした。

少しでも評価してくださる方がおられるということは本当に 々 嬉しく 々

幸せで夢心地の心境です。

 

そうでなかったら、松鶴家千とせ さんではないですが

「わかんねエだろうナー」 と、独り言で,ため息をつきながら、つぶやき続けて

いたかもしれませんね。

 

8月25日 協会より、この度の、お礼のことと貸出先の某店舗の詳細について

お手紙をいただきました。

来場者の皆様は総計で六百人近くおられたそうでした。

後日また、訂正のはがきをいただきまして貸出先は「杉田味噌店」さん

との通知をいただきました。

上越タイムス

上記の記事を地元紙の上越タイムス新聞に掲載していただきました。

「秋色の休日」という題名で、正に秋一色、秋日和妙高山が描かれています。

描いた当日は大変にさわやかな妙高高原の午後でした。

そして長袖の下着の下から気持ちのいい冷気が、そして上着の上から爽やかな

温もりがそんな気持ちのいい秋日和の一日でした。

 

再度申し上げますが、たくさんの方々に鑑賞していただけたなら、この作品は

感謝の気持ちでいっぱいになり幸せがこぼれるのではと思っているところです。

素人作家としては究極の喜びです。

 

そして、もう一度、この景色に巡り合ってお礼の言葉を申しあげたい気持ちで、

いっぱいです。

小生の作品の中で最も気に入っている絵画の一つです。

 

この作品は、私のブログのカテゴリーの中の 小池至夫の画歴(展覧会出品作品)に

掲載されていますので閲覧いただければ、光栄で、うれしい限りです。

 

9月18日(日曜日)の夕刻4時半ごろに杉田味噌店さんに、私の作品を指名していただいたり、店内に飾っていただいたりの、お礼のご挨拶に、妻と一緒にお伺いしてきました。

ちょうど、おかみさんがおられまして、ごあいさつの後で、小生の絵画の前で、

絵画の感想などを、お話ししてくださいました。

誠にありがたいことでした。

いくつかの甘口のみそ漬けを購入しまして、レジで、おかみさんより、刻みみそ漬けの

お心遣いをいただきました。

さりげない所作に感謝して有難くいただいて、ご挨拶をして帰ってきました。

素晴らしく落ち着いた、お店作りの中で飾っていただいて小生の絵画も

感謝して、喜んでいると思いました、

今日は、初秋の気持ちの良い、夕刻を迎えさせていただき、ありがとうございました。

 

10月6日 「秋色の休日」の作品が貸出先より大島画廊さんに戻ってきたとのことで、

いただきに行ってきました。

ほっとしながら、どの位の方々に鑑賞して頂いたのかなあなどと想像しながら

自宅でしばらく作品と対峙しました。

 

10月7日 AM5時半に起きて、パソコンで本日の私のブログのアカウントのチェック

をしましたら一つ入っていました。

大変に有難く感謝しているところです。

その横には、「秋色の休日」の絵画が、静かに畳の上で障子戸に

立てかけられていました。

見ているうちに、絵画に引き込まれ元気が出てきまして、再度眺めているうちに

有難くなり、勇気をもらい、そのうえ小さな幸せをも感じてきました。

張り合いといいますか、どんな些細なことでも何かないと人間は生きていけない

のかなあと、ひしひしと思っているところです。

 

今日は、ぼちぼちと、絵画の額の整理やら冷房でお世話になったエアコンの

フイルターの掃除、浴室の換気扇の掃除をしたり、家じゅうの掃除機掛けを

したいなあと思っているところです。

上越市では秋雨が、しとしとと降っています。

昨日、北海道や東京近郊では、初雪が降ったとのことでした。

我が家でも電気ストーブを出したり、昨夜から暖房をつけたり、下着を冬用に

変えたり季節の移ろいをまじかに感じて、せつない反面、うきうき感なども

感じたりしているところです。

寒くなりましてホット珈琲が恋しくなってきましたねえ。