小池至夫水彩画(通称ガッシュ)の世界

私、小池至夫(こいけのりお)が描いた水彩画を紹介しています。

G7の首脳の方々の献花に涙あふれる

5月19日お昼少し前にTVを付けたら「大下容子ワイドスクランブル」で、ちょうど、G7の首脳の方々による広島平和記念公園の原爆者慰霊碑に献花される寸前でした。

そして厳かに献花されました。

それを見た瞬間でした。

自然に涙があふれ出てきたのでした。

何度鼻水をかんだことか、とめどもなく数えきれませんでした。

大下容子さんは、その前に「ここに眠っておられる方々は本当に安らかにされておられるでしょうか」というようなことを、なげかけておられました。

広島出身と、おっしゃった大下容子さんはかなりの懸念がおありだったのでしょう。

ここに眠っておられる原爆でお亡くなりになられた方々は32万人がいらっしゃるのだそうでした。

そして石棺の正面には【安らかに眠ってください過ちは繰り返しませぬから】と大変に重い文言が刻まれておられるそうです。

世界を代表とされる聡明な首脳の皆様に献花していただいて、ここに眠っておられる方々は、どんなにか心強く感じておられるか計り知れないことと思いました。

私自身も人間として、素直に、ありがたくて、仕方ありませんでした。

献花される前には時間をかけて原爆資料館に皆様で立ち寄られたとのことでした。

皆様には、さらに核兵器の重大さを身に染みて胸に切り刻んで、いただいたことと確信しているところです。

難しいことはわからない小生ですが、G7広島サミットでの重要な事柄に前向きな進展がそして実りある話し合いになられることを切に願っているところです。

 

TVの最中にゼレンスキー大統領が、このサミットに来日されるというニュースが流れてきました。

実現されれば、より実りあることになるのではと期待しているいるところです。

 

憚りながら吹けば飛ぶようなブログですが、是が非でも発信しなければと思ったものですから、綴らせていただきました。

 

そして、我が議長国の岸田首相ですが、いつも温和で柔和なお姿ですが、きっちりとホスト役を、淡々と立派に務めあげられました。

やはりこういうお方が最後には勝利されるのですね、読売新聞の支持率では56パーセントに跳ね上がったとのことでした。

 

バイデン大統領はじめ列席の各首脳の皆様、それぞれお国の難題をも抱えておられると思われる中、理知的で聡明な言動と決断に感心して、さわやかな気持ちの良い感動をも覚えさせていただきました。

さすがに超先進国の選ばれた方々であると思いました、そして確かな人格の持ち主であられるとも思いました。

皆様の聡明な言動でぜひとも世界を,より良い方向に導て頂きたいと願っているところです。

 

5月22日 昨日ゼレンスキー大統領が帰国されました。

一言で物凄い大統領でいらつしゃると感嘆な声とともに感心させていただいています。

毎日の命を削るような想像を絶する激務の中で8000キロもの遠方から来られ、またどのお仕事も手の抜けない、そして過密なスケジュールを全うされ、ただただウクライナのために、お体と精神面で、どうか、お大事にと願っております。

世界の首脳との対談や広島平和記念館や広島の街や広島の人々、いや日本の人々との思いの、ふれあいやら誠にご苦労様でした。

そしてインドほかの各国との首脳との対談も行われました。

原爆資料館を訪れたり、そして原爆者慰霊碑に献花されたり、関係者からの石棺に刻んである【安らかに眠ってください過ちは繰り返しませぬから】の説明から,現在点火してある灯火は、核が完全になくなるまで灯し、続けられるとのことなど深く胸に刻んで母国に戻られたのではないかと想像をしているところです。

世界の首脳の皆様から再度支援の後押しの確認を受けてゼレンスキー大統領は最後に【ロシアが最後の侵略者になる】ように願うとの切実で大変重い、お言葉を述べられておられました。

どうかお体を大切にされて、ウクライナのため、世界の民主主義のため、そして早くウクライナに平和が訪れることを、一日本国民として、ご健闘を願うばかりでございます。

 

交渉事などでは、個人でも、あらゆる国でも、それぞれ事情があり、なかなかぴったりとの意見の合意などは、かなわないことではあると思いますが、人間として、また国として最低限のやっていいことと悪いことは、あると思いますので、せめてその点での考え方の共通点で一致できるような世界になってほしいものですね。

言い換えれば、当たり前のことが当たり前にできる世の中に、そして自由に物言いができ、ユーモアの通じる明るい世の中になってほしいものですね。

そして一番は、虚位の言動はご法度で、お互いを信頼できる健康的な明るい世の中になってもらいたいものですね。

 

5月23日(火曜日) 五月の雨が大粒ながら、どこか遠慮がちに、やさし気に降る朝方にジャーマンアイリスの白い花が三輪そっと咲いていました。

今日は、毎朝の植木の水やりも省けたので、久しぶりに落ち着いて、今向かっている妙高山の絵画に珈琲をいただきながら没頭したいと思っているところです。

ほんの、ささやかな幸せの時間をいただきました。