小池至夫の画歴(展覧会出品作品)
題 名:この娘とのある日
年 月:平成29年10月
出品先:上越市展
賞 :入選
作品号数:10号
取材先:新赤倉温泉スキー場の駐車場より
コメント:ゲレンデわきより、親子さんを取材して描きました。
お二人共に、やさしい、まなざしで、愛する我が娘を
見つめられていました。
何気ない瞬間ですが、 ほのぼのとしていて、人生の中で一番濃密な
親子の時間空間ではないかと思いました。
この娘さんも、やがては、独り立ちして、いかれるので
しようね。
作品については、三人の、それぞれの思いが通じているのでしょうか。
母親の母性、父親の我が子を想う手のひらの動き、娘さんの心情
均衡がとれた家族の模様を見て取れて頂けたなら、こんなうれしい
ことはありません。
再掲しますが、父親の何か娘を想う複雑な心境、包み込みたい様な
あたたかさ、手指の力の強さなど、伝わらなかったのでしようね。
見逃されたと思われる通り一遍の審査状況が浮かんできて、悔しくて
たまりませんでしたが、作品は、必死に訴えかけているので
わかりえる方もおられるのではと思っているところです。
凍れるなかをリフト、ロープウエーの本体、親柱など、再度、スケッチに
行ったり楽しい時間でした。
ゲレンデの凹凸に銀色の絵の具を使ったり、新しい試みでした。
私らが子どもの頃のスキーの金具と言えば、ふいっと金具でして、
それから、カンダハー金具になり、いまは、なんでしょうか?